GitHubでSiSTR0氏が、FW5.05/5.07のPS4でHomebrewのインストール/起動を可能にするペイロード
PS4-HEN-VTX v2.1.1 をリリースしていました。
- FW6.xxでフォーマットした拡張ストレージを使用出来るように
- FWのバージョン偽装の値を6.70に変更
が変更点です。
これまではFW6.xxでフォーマットした拡張ストレージをFW5.05/5.07で使用しようとしてもFWのアップデートが
要求され使用出来ませんでしたが、v2.1.1を使用する事でその要求を回避して使用出来るようになりました。
バージョン偽装は、単にメモリ中のFWバージョンの値を変更するという物で、PSVRユーザー向けの機能です。
(PSVRのFWが高いとアップデートの要求が出て使用出来ない。偽装は単にそれを回避するための機能)
6.70に変更というのは、偽装の値が0x9090000から0x06700061に変わったという事です。
GitHubでSiSTR0氏が、FW5.05/5.07のPS4でHomebrewのインストール/起動を可能にするペイロード
PS4-HEN-VTX v2.1 をリリースしていました。
- スリープ復帰時にブラックスクリーンでフリーズする問題の修正
が変更点です。
GitHubでSiSTR0氏が、FW5.05/5.07のPS4でHomebrewのインストール/起動を可能にするペイロード
PS4-HEN-VTX v2.0 をリリースしていました。
スリープモード(スタンバイモード)復帰時にゲームがクラッシュする問題が修正されているという報告があります。
ただし復帰時に「PS4をスタンバイモードにしています」という画面でフリーズしたり、ブラックスクリーンで
フリーズする事がある問題は依然として残っているようです。
GitHubでflatz氏が、PS4へPKGをリモートでインストールさせる事が可能な Remote Package Installer をリリースしていました。 https://gist.github.com/flatz/60956f2bf1351a563f625357a45cd9c8使用可能なFWはFW4.5x以上とされています。しかしながら今回使用するHENのペイロードは5.05向けにリリースされているため、 Remote Package Installerは現時点では基本的に5.05ユーザー向けです。 使用するプロトコルはHTTPで、基本的にはローカルにWebサーバを用意し、そこにFPKGを配置してPCからそのURLを指定する コマンドを叩き、PS4へPKGをDL,インストールさせる、という運用をします。 jsonファイルもサポートされており、ソニーがpkgのURLを載せるために使用しているjson或いはそれと同じフォーマットで書いた 自作のjsonが使用可能です。flatz氏はjsonを用いた方法をCDN wayと呼んでいるようです。 ※CDN wayで正規(リテール)PKGをインストールしても、ライセンス等が無いため当然起動は出来ません。 flatz氏はローカルにWebサーバを用意するためにnpmでserveをインストールされています。flatz氏がserveを使用されたのは、 Webサーバとして動作するPCソフトを作るのが面倒な事、そしてマルチスレッドをサポートしている事が理由だそうです。 もちろん、serveではなく使い慣れた物があるならそれを使っても構いません。 PS4へ情報を送信するコマンドとしては、curlを使用します。 現時点ではコマンドの実行が必要ですが、コマンドを見るのも嫌という方でもなければRemote Package Installerはとても 役に立つはずです。これは個人的には本当に嬉しいリリース。使用手順を書いておきます。
GitHubで、XVortex氏がPS4でHomebrew(FPKG)をインストール/起動可能にするペイロードである PS4-HEN-VTX v1.7 をリリースしていました。 ・FW5.05にて拡張ストレージにFPKGをインストール可能に が変更点です。 今までは拡張ストレージを接続しているとFPKGインストール時にCE-41798-9エラーが発生していたので、 今回のこれは拡張ストレージユーザーには朗報でしょう。これは以下のflatz氏のツイートにより実現したようです。
Twitterで、SpecterDev氏がFW5.05のPS4向けのカーネルexploitをリリースした事を伝えていました。 また、qwertyoruiop氏が自身の管理するドメインで Mira+HEN としてこのexploitを公開した事を伝えていました。 https://github.com/Cryptogenic/PS4-5.05-Kernel-Exploithttp://crack.bargains/505k/
GitHubで、OpenOrbisチームがFW5.01/5.05のPS4に関するハックプロジェクトであるMira Projectの ファームウェアとされる MiraFW v1.0 をリリースしていました。 https://github.com/OpenOrbis/mira-project/releasesFW5.0.1/5.05向けのWebkit exploitやカーネルexploitは公開されていないため、v1.0はそれらを所持する開発者向けのリリースです。 チームはMiraをCFWフレームワークやCFWと表現しており、インストールはWebkit exploitをエントリーポイントにして行われ、 PS4の電源を切れば効果は失われます。しかし再度有効にする事で以前有効にした機能が同じように提供されるとの事です。 Miraで有効にする事が可能なプラグインは、ビルトインのタイプと後から任意に追加出来るタイプで分かれているらしく、 ファイル転送やログサーバ、デバッガのような機能はビルトインとの事です。 後から追加出来るタイプというのは内蔵HDDや外付けHDDに置いたファイルをロードする事が可能なプラグインとの事で、例として Linuxローダーが挙げられています。LinuxローダーはWebkitを経由せずリモートデバイスでLinuxカーネルを実行出来ると書かれています。 開発者向けガイドと ユーザー向けガイドが公開されており、ユーザーガイドを読む限り従来のハック同様netcatでペイロードを送信するようです。 netcatはWindowsやLinuxだけでなくAndroidでも使用可能です。FW1.76/4.05/4.55で遊んでいた方なら分かると思います。 追加するタイプのプラグイン(External plugins)はFTP経由で "/user/mira/plugins/" に配置すれば良いとの事です。 気になるexploitのリリースはSpecterDev氏によれば「今週かも?」という段階のようです。( source) ちなみに、Miraの開発に携わるJoonie86氏によればMiraはVitaの taiHENに似ているとの事です。( source) taiHENはVitaのHENkakuで単純なHomebrew Enablerを越える現在の道を切り開いたCFWフレームワークです。
GitHubで、XVortex氏がPS4でFPKGのインストールとFSLEFの起動をサポートするHENペイロード PS4-HEN-VTX v1.4 をリリースしていました。 ・FW4.55をサポート が変更点です。 既にFW4.55のHENペイロードとしてリリースされている PS4 holy grailはDebug Settingsでエラーが出たりと、不完全な物でした。 私が調べた限りでは、PS4-HEN-VTX v1.4はholy grailよりも安定して動作する、と発言している人が何人かいました。 holy grailを使用して何か問題が発生していたのであればPS4-HEN-VTX v1.4を使用してみると良いかもしれません。
Twitterで、m0rph3us1987氏がFW4.55のPS4向けのHomebrew Enablerペイロード PS4 holy grail をリリースしていました。 HENのペイロードです。FW4.05環境にてバックアップゲームで遊んでいた方は移行しても良い頃合いです。 後はFTPサーバのペイロードとゲームをダンプするペイロードがリリースされればFW4.05と大方同じになります。 このペイロードとKernel exploitを組み合わせたexploitがConsoleHaxにてホストされています。 https://www.consolehax.com/playground-4-55/
GitHubで、SpecterDev氏がFW4.55向けのKernel exploitをリリースしていました。 https://github.com/Cryptogenic/PS4-4.55-Kernel-Exploitクレジットにはqwertyoruiop氏とflatz氏の名前が書かれています。匿名の人物も開発に関わったようです。 今回のKernel exploitはqwertyoruiop氏が自身の管理するドメインにて公開されています。 http://crack.bargains/455/派生版はともかくとして、オリジナル版は出来る限りここを使うかLANで実行するのが推奨されます。 リリースされたkexploitの機能としてはSpecterDev氏が過去にリリースしていた FW4.05向けの物とほぼ変わりません。 カーネルとして任意のコードが実行できるようになっていますが、Homebrewやバックアップを起動させるためのコードは含まれていません。 それらはfpkg/fselfをサポートした所謂HENのペイロードが必要となります。 ペイロードは9020番ポートに送信すれば良いようです。 いつFW4.55にアップデートすべきか、ですが、「目当てのペイロードがリリースされた時」です。 FTPサーバにするペイロード、HENペイロード、ゲームをダンプするためのペイロード、PSVRを使えるようにするためのペイロード、 等がFW4.05でもリリースされたのでFW4.55でもその辺は確実に来るでしょう。 ・ Windows環境でPS4にペイロードを送信する方法 2017/12/31ペイロードの送信に関しては以前記事にしましたが、FW4.55が対象になった事で新たにハックに触れる人も増えるでしょうし、 気が向いたらそういう人に向けた記事書きます。気が向かなかったら書かない。 前もってFW4.55にアップデートしてテスト(ペイロード待ち受け)したい方は以下のサイトからFW4.55のPUPをDLしてください。 https://darthsternie.net/https://darksoftware.xyz/PS4/FWlistどちらもアーカイブサイトとして信頼できるサイトです。 DLした際にMD5が 9c85ce3a255719d56f2aa07f4be22f02なのを確認する事を推奨します。 FW4.05の方でアップデートに失敗する場合は、FTPで接続して "/update/PS4UPDATE.PUP" を削除してみてください。 FW4.70以上の方は現時点で入ってるFWのままキープする事が推奨されます。 Mathieulh氏のツイートによればFW4.55の次にキープした方が良いのはFW5.01とFW5.05です。 いやしかし、はえーよ! こんなに早くリリースされるなんて思わなかった…昨日の今日で一気にシーンが動きましたね。
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