Vita向けの新たなダンプアプリ psvgamesd がリリース

GiHubで、motoharu-gosuto氏がVitaのゲームカードのファイル構造そのままの状態でゲームカードをダンプし、
それをマウントして仮想ゲームカードとして扱う事が可能な psvgamesd v1.0 をリリースしていました。
アプリとtaiHENプラグインの両方を利用するようです。

readmeにはpsvgamesdでダンプ出来るデータはゲームカードと1:1の関係のデータだと書かれています。
ソースにある psv_types.h を読むと「1:1」の意味が分かります。(Yifan ‏Lu氏のこのツイートのリプライも参考になります)
どうやら光学ディスクの.isoやDSの.ndsのような形で、Vitaのためのアーカイブ形式でのダンプ手法を確立したかったそうで、
それがpsvgamesdのダンプで得られる.psv形式のファイルらしいです。
VitaminやMaiDumpToolのダンプで得られる.vpk形式はゲームを復号してから自作ソフトと同じようにする事でゲームデータのメタデータが失われ、
同じゲームであっても未ダンプの物とはセーブデータの互換性が無くなり、正規の更新データやDLCが使用出来なくなり、
動作させるためにはパッチが必要であったりする事があり、それらがvpk形式のダンプの問題点みたいです。
先日登場したばかりのNoNpDrmは偽ライセンスで動作させるという事をしているだけなのでvpk形式のダンプのような問題はありませんが、
ライセンスを偽ライセンスに変えている事や、他の環境や場所にコピーした際にファイルの日付や権限等のデータが上書きされてしまう事、
その2つが問題だとされています。そこらのアプリの比較はYifan ‏Lu氏が公開した比較表が分かりやすいです。

今回登場した.psvはそのような問題を解決出来る新たなダンプ形式です。
「ゲームカードと同じファイル構造をしていてゲームカードと同じように扱える」というのが「1:1」の関係のようですね。
現時点では以下のような問題点もありますが、これらが解決すれば将来的には.psv形式のダンプが主流になりそうな感じです。
・ゲームカードの容量をそのままダンプしてしまうというファイルサイズに関する問題点
・DL版ゲームのダンプに対応していない点
・ゲームデータのモディファイ(翻訳等)が出来ない点
・SD2VITAと互換性が無い点
ファイルサイズに関する問題というのは、例えばゲームカードの中のゲームデータが500MBだとしても1GBの空きが存在していれば
1.5GBのダンプデータになってしまうという事です。これは将来的に圧縮/トリミングといった機能で解決するそうです。
DL版のダンプも将来的に解決する予定だそう。ゲームデータのモディファイはツイッターのリプライによれば将来的にtaiHENプラグインで解決したいそうです。
そういったプラグインが出てくるまではVitaminやMaiを使えば良いとの事。
SD2VITAの互換性というのはgamesd.skprxに対応していないという事のようで、次のリリースでSD2VITAはサポート予定みたいです。

psvgamesdはゲームカード自体のダンプなので3.61以上を要求するゲームのゲームカードもダンプ可能みたいです。
もちろん現状起動は出来ませんが、将来3.61以上のFWがハックされればそのダンプデータが使えるとの事。
サイズの問題があるので現状あまり積極的に使おうという気にはなれませんが、それが解決されれば「ダンプするなら.psv」という感じになりそうですね。
ちなみにYifan ‏Lu氏はTwitterで「Vitaシーンは従来のダンプを削除するべきだ」とツイートされていました。あと数ヶ月もすれば完全にそうなるのかな?

[ 2017/09/18 15:21 ] カテゴリ PS Vita | コメント(2)

VitaShell v1.74 がリリース

GitHubで、TheFlow氏がVitaのHENkaku環境で使用できる多機能なシェルアプリ
VitaShell 1.74 をリリースしていました。
v1.71
・PSVSDのマウントに関する修正
・"Mount uma0:"オプションがVitaTV以外の環境でグレーアウトしていたバグの修正
・QRコードスキャナーが結果を2回表示していたバグの修正
v1.72
・特定のフォルダからファイルをエクスポート出来なかったPFSのマウントに関するバグの修正
・QRコードでhttpsのサイトからファイルをダウンロード出来なかったバグの修正
・PSVSDのマウントでmicroSDが見つからなかったバグの修正
v1.73
・ホームメニューで△ボタンを押すとクラッシュするバグの修正
v1.74
・QRコードを使ったダウンロードに関する不具合の修正
・C2-13696-5エラーに関する修正
が変更点です。

[ 2017/09/18 03:57 ] カテゴリ PS Vita | コメント(0)

VitaShell v1.7 がリリース

GitHubで、TheFlow氏がVitaのHENkaku環境で使用できる多機能なシェルアプリ
VitaShell 1.7 をリリースしていました。
・QRコードスキャナーとファイルダウンローダーの追加 (by cxziaho) (L+Rでカメラを起動可能)
・ゲームデータに施された暗号化であるPFSを回避して復号化されたファイルを表示するオプションの追加
・SD2VITAとPSVSDをUSBデバイスとしてマウント出来るように
・メモリーカードが利用できない際にimc0をマウント出来ないバグの修正
・メモリーカードが利用できない際に設定メニューにアクセスするとクラッシュするバグの修正
・PSボタンでVitaShellを中断してから再開した際に自動USB接続がブロックされないバグの修正
・VitaTVの場合はSelectボタンを押すと必ずFTPサーバーモードになるように(設定でUSBにしていても)
が変更点です。

PFSの回避はゲームのフォルダ上で△ボタンを押し、"More/Open decrypted"を選択する事でPFS回避モードでそのフォルダを開くことが可能です。
この機能の目的はおそらく復号化済のファイルの取り出しです。この機能を使ってからVitaShellでPCと接続して
PFSを回避したフォルダの中身をPCにコピーする事で、PCでも復号化済のファイルが扱えます。
VitaShell上でそのフォルダの外に出てしまうとPFS回避モードでは無くなり、再びPFSが施された状態のファイルに戻ってしまいます。
PFS回避モード中はそのフォルダの中ではファイルの上書きやコピーは出来ませんでした。モディファイはやはりダンプしないと無理か…
結局どういった人向けの機能かと言いますと、「ファイルの解析/抽出を行いたい人向け」の機能ですねこれは。
稀に画像やら音源やらを漁る私にとってはちょっとうれしいかも。

[ 2017/09/18 02:24 ] カテゴリ PS Vita | コメント(0)

Adrenaline Bubble Manager v3.05 がリリース

GitHubで、ONEluaチームがLMAN氏(leecherman氏)のVitaのPSPゲームのバブルから指定のゲームをAdrenaline上で起動させる
AdrBubbleBooterのバブルを簡単に作成・管理する事が可能な Adrenaline Bubble Manager v3.05 をリリースしていました。
・Adrenaline v6 と AdrBubbleBooter VPK Edition をサポート
・Adrenalineのバージョンを検知し、v5以下ならば従来通り、v6ならばAdrBubbleBooter VPK Editionのバブルを作成するように
・ISOの起動ドライバの変更をサポート
・pic1.pngをpic0.png及びbg0.pngとして表示するオプションの追加
・ISO/CSO/Homebrew のicon0.pngをバブルのアイコン画像及びスタートアップ画像として表示するオプションの追加
・DB再構築によってISO/CSO/Homebrewから取得した画像が消えないようにBubble Restoreオプションを追加
が変更点です。

[ 2017/09/18 01:48 ] カテゴリ PS Vita | コメント(0)


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