psvgamesd v1.0 を使ってみた

motoharu-gosuto氏がリリースした、Vitaのゲームカードのファイル構造そのままの状態でゲームカードをダンプし、
それをマウントして仮想ゲームカードとして扱う事が可能な psvgamesd v1.0 を使ってみました。

psvgamesd v1.0ではゲームカードをPSV形式でダンプする事が可能です。
PSV形式に関してはリリースをお伝えした記事で書いたのでそちらを参照してください。
Vita向けの新たなダンプアプリ psvgamesd がリリース

まだv1.0なので新しい機能が実装されたらその都度こういう記事書くことになるのかもしれませんが、まあとりあえず書いていきます。




●用意する物
・PS Vita - FW3.60 - HENkaku 導入済み
psvgamesd.skprx
psvgc.vpk
・ゲームカード

psvgamesd v1.0 ではDL版のゲームはサポートされていません。
開発に関わったYifan ‏Lu氏が公開したダンプアプリの比較表には「最終的にはサポートする」とあるのでそのうち出来るようになるのだと思われます。
また、v1.0ではゲームカード型のmicroSDアダプターであるSD2VITAがサポートされていません。
正確にはSD2VITAを動作させているプラグインのgamesd.skprxとそれから派生したプラグインをサポートしていないとの事。
派生というのは、元々gamesd.skprxはmicroSDをuma0としてマウント出来る物であったため、それ以外のパーティション、
例えばux0パーティションとしてマウント出来るようにしたgamesd.skprxの事だろうと思われます。
gamesd.skprxは次回のリリースでサポート予定との事なので、SD2VITAユーザーはそれを待った方が良いかもしれませんね。
ちなみにv1.0ではSD2VITAを入れるとgamesd.skprx有効無効に関わらずpsvgc.vpkで△ボタン以外反応しません。



●導入方法
・psvgamesd.skprx
・psvgc.vpk
この2つはセットのような物で、プラグインを有効にしてやらないとpsvgc.vpkはエラーが出て起動しません。
ダンプではなくPSVファイルをマウントする際もpsvgc.vpkを使うのでプラグインの有効化は忘れてはいけません。

1、psvgamesd.skprx と psvgc.vpk をダウンロードする

2、ux0(ur0):tai/ にpsvgamesd.skprxをコピーし、config.txtに以下のように書き足す
*KERNEL
ux0:tai/psvgamesd.skprx

3、psvgc.vpkをインストールしてVitaを再起動する

4、Virtual GCバブルが起動すればOK


●Virtual GCのモード
Virtual GCでは十字ボタンの左右でモード切り替えを行います。

・physical mmc … ゲームカードからダンプするモード
・virtual mmc / virtual sd … ux0:iso/ からダンプファイルをマウントするモード
・physical sd … SDカードからダンプファイルをマウントするモード?

virtual mmcとvirtual sdは分かれていますが、出来る事は同じ?な感じです。
何か違いがあるのかもしれませんが使っていて違いを感じません。
physical sdはおそらくSD2VITAのような物からマウントするのだと思いますが、
readmeに具体的な手順が書いてないのでまだ使えないのかな?



●PSV形式でダンプする方法
1、Vita/VitaTVにゲームカードを挿入する

2、Virtual GCを起動する

3、content id: の部分を見てゲームカードを認識しているか確認する
20170924_Virtual GC (1)

4、×ボタンを押してダンプを開始する
20170924_Virtual GC (2)

5、ダンプが完了したら下に「コンテンツID + .psv」でダンプデータが表示される
20170924_Virtual GC (3)

今回使用したゲームカードはイグジストアーカイヴですが、3.5GBもあるからかダンプ終了まで89分掛かりました。
ゲームデータ自体は3GB弱ですがゲームカードのサイズは3.5GB。v1.0ではゲームカードのサイズそのままをダンプする設計になっています。

20170924_Virtual GC (7)

開発に関わったYifan ‏Lu氏は比較表のページで「トリミング/圧縮機能が実装されるまではNoNpDrmと併用すると良い」という事を書かれています。
motoharu氏はreadmeに現時点での解決策のみを書かれています。現時点での解決策とは自分でトリミングを行うという事のようで、
ゲームカードの空き容量である部分は0で埋められているためバイナリエディタでファイルの最後から0を消せば良い、との事です。
注意する点としては512バイト単位のデータにしなければいけないという所です。



●ux0:iso/ からPSV形式のダンプデータをマウントする方法
1、ゲームカードを抜いておく
※抜いておかないとモードの切り替えが出来ません

2、Virtual GCで十字ボタンの左右を使ってvirtual mmcかvirtual sdに切り替える

3、十字ボタンの上下でマウントしたいデータを選んで〇ボタンを押す
この時点ではまだVirtual GC上でセットしただけの状態
20170924_Virtual GC (8)

4、STARTボタンを押してセットしたデータをマウント
20170924_Virtual GC (9)

5、△ボタンを押してVirtual GCを終了してゲームを遊ぶ
ゲームのバブルが存在しない状態でマウントした場合は、Virtual GCを終了した瞬間にバブルが作成されます。
既に存在している場合はそのバブルからゲームを起動する事が可能です。

6、ゲームカードをアンマウントしたい場合はVirtual GC上でSELECTボタンを押す



●更新データが降って来ない時の対処法
ここ最近私の環境でNoNpDrmとpsvgamesdで動作させているゲームで更新データが降って来ないという現象が発生しています。
これではアップデート出来ない。さてどうするか。という事ですが、更新データのpkgとPCがあればアップデート可能です。
手順を書くのが面倒なので軽く紹介だけでも。

Vita Title Update HMAC-256 Tool
PkgDecrypt

上記の2つのソフトを使用します。
Vita Title Update HMAC-256 Tool はVitaのHMACキーを使用してPCで更新データのpkgのリンクが書かれたxmlファイルのリンクを取得する事が可能です。
HMACキーはキー1文字を1バイトとし、32バイトのファイルにしなければいけない所が注意点です。
更新データのpkgファイルをダウンロード出来たらPkgDecryptでpkgファイルを展開します。
新規フォルダを作成し、アップデートしたいゲームのタイトルIDをフォルダ名にします。
展開したファイル群をそのフォルダに入れ、Vitaの"ux0:patch/"にコピーしたらアップデート完了です。



作業自体は20日の朝っぱらに全部やってたんですが、なんだか記事書く気力が起きなくて今日に。。。
なんか面白そうな機能が実装されたらまたpsvgamesdの記事を書くと思います。

[ 2017/09/24 06:55 ] カテゴリ PS Vita | コメント(7)
お売りください。駿河屋です。


▼コメント





S 2017/09/24 14:56 
すみません。
Vita Title Update HMAC-256 Toolの使い方が全くわからないので教えてください。



通りすがり 2017/09/24 15:35 
>>Sさん
アップデートのpkgが欲しいなら、LMANの「VitaGameUpdateChecker」使う手も有る。ググれば見つかる。
起動したら欲しいタイトルID(PCSG等から始まる)を一番上に入れてEnter。
欲しいバージョンの項目を右クリックし「Copy」から「PSN Link」選択するとクリップボードにコピーされる。

あとはブラウザのURLバーで貼り付け(Ctrl+V)すればDLできるかと。



S 2017/09/24 16:49 
>>通りすがりさん
ご教授頂いた方法で無事ダウンロードできました。
本当にありがとうございます。



 2017/09/27 03:15 
これ使ったらvitaが起動できなくなりました。
理由はわかりませんが、皆さん気をつけてください。



管理人 kood 2017/09/27 07:36 
>>あ さん
もしEnsoを導入しているのでしたらLボタンを押しながら起動してみてください。
プラグインのロードをスキップ出来ます。



まーろん 2017/10/03 13:21 
すみません、1000、2000の両方ともenzo導入機でインストールしましたが
起動するとどちらも「C2-12812-1]エラーで起動に至りません。
配置フォルダはux0(ur0):tai/ で、config.txtにも追記済みです。

Saved core File Successed
ux0:data/psp2core-XXXXXXXXXX(10桁の数字)-0xYYYYYYYYYY(別の10桁の数字)-eboot.bin.psp2damp

起動エラーの度に10桁の数字が異なり、該当フォルダには、eboot.bin.psp2damp.tempファイルが作られます。
Adrenalineも導入してるのですが、もしかしてアンインストールしないとダメなのでしょうか?
よろしくお願いします。



管理人 kood 2017/10/03 23:37 
>>まーろんさん
Adrenalineと競合するといった話は聞きませんのでAdrenalineが原因では無い気がしますが…
Virtual GC起動時にエラーが出るという事はプラグインが有効になっていないのでは無いかと…
taiフォルダにpsvgamesd.skprxをコピーしてconfig.txtの*KERNEL行の下にpsvgamesd.skprxのパスを書き足してリロードするだけです。
※この記事ではconfig.txtのリロードはVitaの再起動にて行っています。

それで無理ならブラウザからHENkakuのサイトに行ってHENkakuを再インストールしてください。
ブラウザから画面が切り替わった直後にRボタンを押すと再インストール出来ます。再インストールでconfi.txtは初期化されます。
再インストール後に、上で書いたようにプラグインを有効にする作業を行ってください。
仮に他のプラグインとの競合が原因ならばこれで解決するはずです。
config.txtに書いたパスが正しいのにも関わらずVirtual GC起動時にエラーが出るならpsvgc.vpkを再インストールしてください。
それで無理なら私には分かりません。。。


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