PS4の改造に関する情報サイトであるextreme-moddingが、FW1.76/4.05のPS4に既にインストールされているゲームを
外付けHDDやBDから起動する方法を紹介していました。
PS4 4.05 Database Mod – Run your installed Fake PKGs on USB or BD
この方法はPS2やPS3のようにゲームデータをお手軽に起動させる方法ではありません。(所謂バックアップローダーでは無い)
「既にインストールされている」という部分がポイントです。というのも、単純にゲームデータの参照先を変更しているだけだからです。
PS4のアプリケーションのデータベースファイルであるapp.dbの中のゲームデータの参照先を編集するというものなので、
バックアップゲームだけでなく正規のゲームも、データベースを再構築するまでは外部ストレージを参照します。
「この方法、インストールせずは無理なの?」という疑問には無理と言うしかないです。
ゲームデータ本体(PKG)の他にもインストール時に生成されるファイルが必要ですから。
まあ、簡単な手順だけ…
1、PS4とFTP接続する
2、"/system_data/priv/mms/app.db" をPCにダンプ(弄る用とバックアップ用に分けておくと良い)
3、"/user/app/タイトルID/" の中見を "USBストレージ(or BD):/タイトルID/" にコピー。
(app.pkgはインストール時に使用するpkgと同じ物)
4、SQLite Database Browser をダウンロード。
5、SQLite Database Browser でapp.dbを開く。
6、Browse Dataタブでtbl_appinfoテーブルを開く
7、目的のタイトルIDで、keyが _org_path になっている所を探す。
8、手順7のvalを /mnt/usb0/タイトルID に書き換える。
(BDの場合は /mnt/disc/タイトルID )
9、完成したapp.dbを "/system_data/priv/mms/app.db" に上書き。
10、PS4にUSBストレージを接続(usb0はBDドライブに近い方)、もしくはBDを挿入
11、PS4を再起動(app.dbのロードのために)
12、ゲームを起動してみる(バックアップゲーの場合はPS4HENペイロード突っ込んでから)
BDは試してませんが、REでもRでもROMでも何でも良いと思います。。。
extreme-moddingで紹介されている手順では管理用にGAMEフォルダを作成(USBストレージ:/GAME/タイトルID/)されていますが、
まあそこは好みの問題です。「ルートにタイトルIDフォルダがあったら嫌」って人はそんな感じでゲーム用のフォルダ作ってください。
もちろんapp.dbに書くパスもそれに合わせる必要があります。