fail0verflowチームのShofEL2やReSwitchedチームのメンバーKate Temkin氏のFusée Geléeがリリースされて今とても熱いSwitchシーンですが、
早速ShofEL2を利用してLinuxを起動したSwitch上でSwitchのNANDをバックアップする方法が登場したようです。
今の所以下の2つの方法が登場しています。
[Tutorial] How to dump Switch NAND using Linux
https://gbatemp.net/threads/tutorial-how-to-dump-switch-nand-using-linux.502201/
httpnand
https://github.com/daanhenke/httpnand
興味がある方はLinuxを起動してやれば良いと思いますが、個人的には「そんな急がんでも…」という感じです。
今からやろうと思っている方は今月Kate Temkin氏が公開したFusée GeléeのFAQに書かれていたこの部分を思い出してください。
>A USB A-to-C cable-- like the one that comes with the Pro Controller.
>One of the first payloads you'll want to run with Fusée Gelée is my "mass storage" payload,
>which will allow you to mount your Switch's internal memory and backup your NAND.
>This will prevent any further mishaps, and should be considered mandatory.
既にKate Temkin氏によってマスストレージペイロードの登場が予告されています。
上で挙げた2つのNANDバックアップ手段はどちらもLinuxを起動してそのLinux上で、という話です。
このマスストレージペイロードは文面からするにUSBケーブル経由でホストPCにマウントするペイロードでしょう。
Linuxを経由するよりも難易度が格段に下がる事は間違いないと言えます。これを待たない手は無いです。
このペイロードがリリースされるのはCFWであるAtmosphereリリース時の可能性が高いです。可能性としては6月が濃厚です。
元々Fusée GeléeはAtmosphereと共に今夏リリース予定だとされていました。そんな状態の中匿名の存在により脆弱性の内容が
流出してしまい、Kate Temkin氏はFusée Geléeの脆弱性の内容をレポートとしてペイロード(PoC)と共にリリースされました。
レポートはNVIDIAへの報告に使われた物と同じ物で、そこに書かれていたのが「public disclosure planned for June 15th, 2018」です。
fail0verflowチームは同じ脆弱性の内容をGoogleに報告しており、4月25日で脆弱性の情報の秘匿期間が終了する事からそのタイミングで
先日リリースされた物をリリースしようとされていたようですが、その直前に匿名の存在による流出騒ぎで予定を少しだけ早めたようです。
私としては、SwitchでLinuxディストリビューションを起動する事に興味が無いのであればNANDバックアップは待つのが賢明、そういう判断です。
私個人は興味が無い事もありませんがType-Cのケーブルが手元に無いのでなんとも…まあ昨日Amazonで注文したけど…
記事は書くのがめんどくさそうなので多分やっても書かないと思います…。
