hekate-iplはbootloader/package1を置き換えたりmicroSDカードにNAND(eMMC)をダンプしたりする事が可能なペイロードで、
これを利用してシーンの開発者は開発進行中のCFWであるAtmosphèreを起動して開発に貢献可能とされていました。
そんなhekateに5.0.xのFW起動のサポートを追加したのがhekate-ipl for 5.0.xになります。5.0.x向けなので4.1.0等では使えないようです。
これが登場したからと言って、5.0.0未満のSwitchを持っているそこのあなた、絶対に上げないでください。
Atmosphèreが正式にリリースされるまでの辛抱です。全FW向けに今夏リリース予定とされているので、あと少し待てば良いだけです。
GitHubではペイロードの他にAtmosphèreに必要な物をまとめたsdfiles.zipもリリースされています。
それを使えばエンドユーザーも現在のAtmosphère(アルバムからHBLを起動可能)を試せます。試すのは完全に自己責任ですが。
とりあえず私は3.0.0のSwitchとは別に5.0.2のも持ってるので、ちょっと試してみました。
sdfiles.zipを解凍してmicroSDカードに突っ込んでペイロード実行するだけなので、詳しくは書かなくても良いでしょう。
RCMモードの起動やペイロードの実行方法は以下の記事を参照してください。
[SWITCH] RCMモードで起動してfusee-launcherでペイロードを実行するまで
試した結果、とりあえず入れたkgDoomは起動しませんでした。うーん、残念。確か1.0.0~2.3.0のHBL起動の話題で、
「今あるHomebrewは3.0.0向けだから基本的に起動しない」という情報を見たような記憶があるので、多分それでしょうね。
Jan4Vが公開してる動画を見る限りではtetriswitchは起動する模様。
完全に自己責任ですが、試す方はhekateで Launch firmware から CFW を選べば起動するはずです。
Homebrewを試す方はmicroSDカードのルートにswitchフォルダ作ってそこにnroファイル置いてください。
nro以外にもそのHomebrewのファイルがある場合はswitchフォルダ内に専用フォルダを作ってnro含めそこに入れてください。
