数週間以内にHomebrewを開発するためのツールを含むPS4 FW5.05のフルスタックをリリースします。Within the next few weeks there will be a PS4 5.05 full stack release including tools for homebrew development. Some other tools will be dropped as time goes on. Don’t update your <= 5.05 consoles if you care about homebrew. Hope to see cool stuff soon :)
— Specter (@SpecterDev) 2018年5月11日
他のツールも追ってリリースします。Homebrewが気になるなら、5.05以下のPS4をアップデートしないでください。
クールな物を見て欲しいです。
我々が早々に5.0xのexploitをリリースしなかった理由は単純:The reason we didn't release 5.0x already is simple: Homebrew development tools are basically missing. There was no point in releasing something that just as 4.05 and 4.55 would just be used for piracy. We're trying to change that.
— qwertyoruiop (@qwertyoruiopz) 2018年5月11日
そもそもHomebrewの開発ツールが欠けています。
4.05や4.55のように海賊行為に使用されるような物をリリースするのは意味がありませんでした。
私たちはそれを変えようとしています。
qwertyoruiop氏が書かれているように、PS4のハックシーンにはHomebrewの開発ツールが欠けています。つまりSDKです。
既に公式のSDKは流出しており、流出したPS4サポート版のUnityで遊んでいる開発者もいるようですが、シーンの開発者の中には当然ながら
「公式の物ではなくオープンソースなSDKが必要」というスタンスの開発者も多くいるというのが現状です。
オープンソースという条件付きであれば、HomebrewらしいHomebrewはbigboss氏が移植したFW1.76向けMSXエミュレータfMSXくらい?
といった感じで、fMSXの移植を行ったbigboss氏自身はFW4.05/4.55のようなハック可能なFW向けへのfMSXの移植に関しては
「フルオープンソリューションが無いと優先はしない」というツイートをされています。
当然これはエンドユーザー的にも面白く無く、この状況を進展が凄まじいSwitchシーンと比べて皮肉るような人も、私は見かけました。
そこにSpecterDev氏やqwertyoruiop氏のような実績ある開発者によるHomebrewに関するツールのリリースの予告。
これは期待するしかないでしょう。エンドユーザーとしてもバックアップ起動がメインの状況は流石に寂しいですしね。
ハックに興味があるなら、そしてSpecterDev氏の言うようにHomebrewが気になるなら5.05以下のPS4はアップデートしないでください。
USBメモリにFW(5.05)のファイルを配置すれば5.05未満から5.05へのアップデートは可能ですから、5.05未満の方は安心してください。
続報とリリースに期待。
