Fusée Launcher向けペイロード memloader v1 をリリースしていました。
バイナリデータは以下で公開されています。
https://switchtools.sshnuke.net/
microSDカードに適切なiniファイルとバイナリを配置し、ペイロードを実行すると使用するiniファイルを選択可能となっており、
現在はcorebootのCBFSイメージやu-bootのようなELFペイロードを処理可能です。
ビルド済みのバイナリデータにはサンプルとしてu-bootが含まれており、それを使用する事でPCにSwitchのeMMCを物理ディスク
としてマウントさせたり、Switchに挿さったmicroSDカードをマウントする事が可能です。
eMMCはパーティションとしてマウントされるのではなく物理ディスクとして認識されるため、中を覗いたりすることは出来ません。
そこで使用するのがeMMCのダンプデータを復号/暗号化したり物理ディスクとしてマウントされたeMMC内のパーティションを認識する
rajkosto氏の開発したHacDiskMountです。HacDiskMountではeMMCのデータを暗号化/復号可能なBISキーがあれば復号状態で出力出来るので、
そこから目的のファイルを探し出して切り離せるのであれば目的のファイルのダンプというのは可能です。
復号/暗号化に使用出来るBISキーのダンプはrajkosto氏のbiskeydumpで可能です。
microSDカードはWindows等のOSで認識可能なファイルシステムを持ったパーティションとしてマウントされるので、ファイルの転送が可能です。
個人的にはこれは結構嬉しいです。いちいち取り外すのは面倒だったので…
