https://github.com/fail0verflow/shofel2/tree/master/rcm-jig
3Dプリンターなんて物は持っていない私ですが、RCMジグは欲しく、とは言ってもガワに針金付けただけの物をeBayで買うのも…
なんて思っていて、なんとかならないかと調べていた所、DMM.makeという存在を恥ずかしながら初めて知りました。
https://make.dmm.com/print/
DMM.makeは STL/3MF/OBJ/3DS/STEP/IGES/PLY/VRML/WRML/3DP といった3Dデータの出力を行ってくれるサービスを展開しています。
私、3Dプリントに関しては全く知識がありません。そんな私が「ここは敷居低そうだな」と感じたのがDMM.makeです。
で、そのDMM.makeで注文した物が届いたので記事を書いている次第です。
注文から到着までの流れを簡単に書くと以下のような感じです。
1、STLファイルをアップ
2、数分でデータチェックが終わり、素材毎の料金が記載されたメールが来る
3、サイト上で素材と個数を決め、注文する(5月19日)
4、「0.8mm以下の部分あるけどどうする?やる?キャンセルしてもいいよ?」というメールが来る(5月21日)
5、「そのままやって良いよ」というメールを送る(5月21日)
7、「ご注文完了のお知らせ」というメールが来る(5月21日)
8、「ご注文商品の製作を開始しました」というメールが来る(5月24日)
9、商品発送(5月29日)
10、商品到着(5月30日)
今回私が使用したのはfail0verflowチームが公開したオリジナルのRCMジグのSTLファイルです。
探せば有志が改良(デザインを変えたり、10-1のショートにしたり)したSTLも見つかりますが、それは使いませんでした。
理由は、fail0verflowチームの3Dデータは針金なんかを置く場所に溝が入っていて、それが気に入ったからです。
しかしDMM.makeでは0.8mmというのが規程上の最低の長さらしく、それ以下は破損する可能性があるとの事。
具体的な場所としては、私が目的としていた溝部分が0.8mm以下だったようで、その部分をメールで指摘されました。
残念でしたが、実験のような気持ちで注文したので、キャンセルせずそのままやってもらいました。
一応メールで来た素材毎の料金のスクショを置いておきます。
rcm-jig_dmm_make_20180602(1).png
この料金はアップする3Dデータで変わってきます。
今回は工業部品が得意らしく値段も手頃な「PA12 ナチュラル (MJF)」を選択し、2つ注文しました。482*2で964円です。
代金の決済は注文時点ではなく、注文完了のお知らせが届くと同時に行われるようです。
で、実際に届いたのがこちら。
.jpg)
片方は実際に使うために針金を付けました。もう片方は予備です。
溝が再現されていればもう少し細い針金を使ったんですが、残念ながら溝は無理だったようです。
PA12(MJF)、触った感じとしては全体的にザラザラしています。
これを実際にSwitchに装着すると10ピン7ピンでショートさせる事が可能です。
今までこういうRCMジグを手元にある素材で再現するのが面倒でピンセットで済ませていたので、作業がとても楽になりました。
ありがとうDMM.make。機会があればまた利用します。
