[PSVITA] VitaのFWを任意のバージョンにアップデートする方法

●更新 2019/02/17
こちらの記事の旧タイトルは「FW3.63以下対象の前準備 - QCMAを使用してFW3.65へアップデートする方法」です。
記事に最新の情報を反映させるに当たり、記事タイトル及び記事内容を一新する事にしました。

ハック HENkaku をインストールするためには3.60/3.65~3.68のVitaが必要です。
こちらの記事ではHENkakuをインストールするための準備としてそれらのバージョンにアップデートする手順を紹介します。

3.60未満の場合、3.60にアップデートして3.60でHENkakuをインストールする事をオススメします。
[PSVITA] FW3.60でHENkakuをインストールする手順+α
3.61/3.63以下の場合、3.65にアップデートして3.65でHENkakuをインストールする事をオススメします。
[PSVITA] FW3.65~3.68にHENkakuをインストールする事が可能な h-encore を導入する手順+α

通常のHENkakuはVitaを再起動する事で効果が失われ、Homebrewやプラグインのためには再度有効にする必要があります。
と言っても3.60ではブラウザからサイトにアクセスするだけですし、3.65~3.68の場合はh-encoreを起動するだけですが。
しかし、3.60及び3.65は再起動してもHENkaku、つまり恒久的なHENkakuであるEnsoが導入可能です。3.67にてEnsoのための
脆弱性が対策されてしまったため、理由が無い限りは3.65以下のVitaを3.67以上にアップデートする事は推奨されません。

ダウングレードは、2019年2月14日よりHENkakuがインストールされていれば可能となりました。
[PSVITA] modoru v1.0 がリリース - HENkakuのVitaでダウングレードが可能に
3.67や3.68も、工場出荷時のFWが3.65以下であれば3.65以下にダウングレードしてEnsoの導入が可能です。



目次 記事内リンク
専用のDNSサーバのアドレスを設定して3.60へアップデートする手順
QCMAを使用して任意のバージョンにアップデートする手順(1000/1100/2000)
USBメモリを使用してアップデートする手順(VitaTV)

Vitaが3.60未満の場合は1つ目の手順をオススメします。VitaTVでも可能です。
2つ目の手順はVitaとPCをUSBケーブルで接続するため、VitaTVでは出来ません。
3つ目の手順はUSBメモリを使用するため、VitaTV限定です。




●専用のDNSサーバのアドレスを設定して3.60へアップデートする手順

こちらの手順は3.60未満のVita/VitaTVが対象です。

1,設定アプリを開く

2,[ネットワーク] 開く

3,[Wi-Fi設定] を開く
(VitaTVの場合は[インターネット接続設定])

4,インターネットに接続していない場合は接続しておく

5,接続中のネットワークを選択する

6,[詳細設定] を開く

6,[DNS設定] で手動を選択する

7,[プライマリーDNS]に 212.47.229.76 を入力する
([セカンダリーDNS]は空けておいてOK)

9,[プロキシサーバー] は 使用しない にしておく

10,[OK] を選択する

11,設定アプリのメインメニューに戻る

12,[システムアップデート] を選択し、[Wi-Fiを使ってアップデートする] を選択する
(VitaTVの場合は [システムアップデート] を選択するとすぐに確認が始まる)

13,3.60 (変革 Compatible) が検出されるのを確認する

14,画面に従って3.60にアップデートする

15,手順1から6までを行い、[DNS設定] を自動に変更する





●QCMAを使用して任意のバージョンにアップデートする手順(1000/1100/2000)

●用意するもの
・PC
QCMA
・USBケーブル(PCとVitaを接続するために)
・目的のバージョンのPUP

PUPは以下からDLしてください。
PUPのファイル名が PSP2UPDAT.PUP ではない場合はリネームしておいてください。
Softpedia (3.60)
Softpedia (3.65)
Softpedia (3.68)
darthsternie.net
DL後は念のためMD5を確認してそのMD5でググる事をオススメします。

QCMAは、環境によってはドライバの相性が原因でVitaとPCがうまく接続できない事があります。
その場合はとりあえずドライバを消してQCMAのインストーラーで別のドライバをインストールするか、或いはZadig
用いてドライバを入れ替える事で解決するかもしれません。Vitaのドライバを入れ替えても解決しない場合、PCのUSB
ポートのドライバとVitaのドライバの相性が悪い可能性があります。USBポートを変えても解決しない場合は別のPCで
試したほうが良いです。USBポートのドライバがダメとなるとUSBポートのための代替のドライバや別のバージョンの
ドライバを探す必要があり、まずそれが面倒で、探したドライバがVitaと相性が良いのかどうかを確かめるのも面倒で、
解決に至るまでに時間が掛かります。


●手順

0,コンテンツ管理アシスタント(CMA)を起動している場合は終了しておく

1,QCMAをインストールして起動し、設定を開く
(設定はタスクトレイのアイコンのコンテキストメニューから開けます)

2,"アップデート/Webコンテンツ" のパスを確認する
Windowsの場合デフォルトは "C:/Users/****/Documents/PSV Updates/"
(パスを変更したい場合は変更してもOKです)

3,"オフラインモード" にチェックが入っている事を確認する
チェックが外れている場合はチェックを入れてください。

4,"Ignore local file ..." にチェックが入っている事を確認する
チェックが外れている場合はチェックを入れてください。

5,"CMA protocol selection" を "Latest" に変更

6,"Use this version for updates" を "Custom" に変更

7,"Custom PS Vita version" にアップデートしたいバージョン値を書く
形式:xx.xxx.xxx
左端二桁が○.△△の○部です。中央三桁が△△部です。
中央三桁の一番右の位はVita上では表示されません。右端三桁もVita上では表示されません。
例:3.60の場合は03.600.000、3.65の場合は03.650.000

8,OK を押して設定ウィンドウを閉じ、QCMAを終了して再度QCMAを起動
(OKを押せば変更は即反映されますが、極々稀に反映されない事があるため)

9、手順2で確認したディレクトリに PSP2UPDAT.PUP を配置

10、Vitaを起動し、機内モードにしておく
(機内モードでなくても問題ありませんが、精神衛生上は機内モードの方が安心でしょう)
(同じ理由で、PCもインターネットから切断すると、より安心感が高まるのでオススメ)

11、VitaとPCをUSBケーブルで接続

12、設定アプリを開く

13,[システムアップデート] を開く

14,[パソコンに接続してアップデートする] を選択してアップデートする

セーフモードからも同じことが可能です。普通に起動してやるかセーフモードからやるかは好みの問題です。

"Custom PS Vita version" はVitaのFWと比較してアップデートするか否かの判定を行う値なため、VitaのFWよりも高い値なら
どんな値でも構いません。例えば99.999.999にしても全く問題ありませんが、その値が手順14でVitaの画面に表示されるので、
通常はアップデートしたいバージョン(つまり用意したPUPのバージョン)を書いておくほうが分かりやすくて良いと思います。

この方法で同じバージョンを再インストールする場合、セーフモードから行うのであれば "Custom PS Vita version" の値は
VitaのFWと同じでOKですが、設定アプリから行うのであればVitaのFWよりも高いバージョンにする必要があります。
そうしないと最新のバージョンだというエラーが発生するので。
(設定アプリから再インストールするなら、03.600.001のようにVitaの画面に表示されない部分の値を増やすのがオススメ)

ちなみに、"Ignore local file ..." のチェックを外してローカルに配置したpsp2-updatelist.xmlをVitaに参照させる事も可能です。
その方法だと手順6と7は不要で、手順9ではxmlも配置する必要があります。ローカルに配置したxmlをVitaに参照させる場合、
手順14で画面に表示されるバージョン値のカスタムが可能です。英語や漢字等も使用可能です。やりたいのであれば以下をDLし、
label部を書き換えてください。どんな内容でも構いません。以下のxmlのlabelは "3.65 (HENkaku Compatible)" にしています。
psp2-updatelist.xml
xmlのリージョンの所は環境(Vita)によってはus/au/uk/eu/kr/sa/ruのいずれかに書き換える必要があります。
日本国内で購入したVitaならjpで問題ありません。





●USBメモリを使用してアップデートする手順(VitaTV)

●用意するもの
・PC
・USBメモリ
・目的のバージョンのPUP

PUPは以下からDLしてください。
PUPのファイル名が PSVUPDAT.PUP ではない場合はリネームしておいてください。
Softpedia (3.60)
Softpedia (3.65)
Softpedia (3.68)
darthsternie.net
DL後は念のためMD5を確認してそのMD5でググる事をオススメします。


●手順

1,USBメモリがFAT32或いはexFATでフォーマットサれていない場合はどちらかでフォーマットする
※VitaTVはNTFSの機器を認識しないので

2,USBメモリのルートに PSVITA フォルダを作成する
※"USBメモリ:PSVITA/"

3,PSVITAフォルダ内に UPDATE フォルダを作成する
※"USBメモリ:PSVITA/UPDATE/"

4,UPDATEフォルダに PSVUPDAT.PUP をコピーする
※"USBメモリ:PSVITA/UPDATE/PSVUPDAT.PUP"

5,VitaTVの電源が入っている場合は電源を切る

6,VitaTVの電源ボタンを7秒以上押したままにして電源を入れる
※セーフモードで起動します

7,[システムソフトウェアをアップデートする] を開く

8,[USBストレージ機器からアップデートする] を選択する

9,USBメモリをVitaTVに接続する

10,画面に従ってアップデートする





[ 2018/06/23 01:40 ] カテゴリ PS Vita | タグ Vita_HENkakuEnso, | コメント(10)

▼コメント




a 2018/06/23 03:47 
私も3.61/3.63 -> 3.65 へのアップデートの方法について考えていたのですが
QCMA法の場合、まずVitaへPSNアカウントの登録が必要になりますよね?

初期化後等で未登録状態の場合はFWアップデート要求を何とか回避して登録しないと駄目な訳ですが、
その方法が3.63以前のFWではもう通用しなくなっていたような気がしています。
(Yifan氏のDNSサーバーを使って回避する方法やVita Update Blockerを使う方法)

まあ結局誰か3.65用のサーバー立ててくれーと願うのが一番かも知れません


a 2018/06/23 03:53 
あっスミマセン、上のコメント勘違いしたかも知れません。
PCを使ったFWアップデートの場合アカウントの登録って不要でしたっけ?


管理人 kood 2018/06/23 08:51 
>>aさん
はい、不要です。PSNアカウントを要求してくるのはコンテンツ管理なので。
このアプデ方法はコンテンツ管理を通さないのでVitaとPCが接続出来るなら可能です。


arusu 2018/06/23 23:09 
数ヵ月前に元のFWが3.60であることが条件だけど、そこにパッチやらを当てて3.65HENkakuとしてアップデートし、動作させる方法が出てきたのを試しているので一応わたしの環境は3.65HENkakuですが、今回のh-encoreが登場したら、一度正規の3.65をあてて戻す→h-encoreにて3.65HENkakuとするとして、新しい方法に移行したほうが良いのでしょうか?それとも3.61等で入れることができなかった人だけがやればよく、既に3.65HENkakuの環境になっている人はスルーしてもいいのでしょうか?新しい方法のほうがさらに最適化されているとか不具合が改善している等の変更はあるのでしょうか?その辺りが少し気になっています。


管理人 kood 2018/06/23 23:45 
>>arusuさん
今はHENkaku R11ですが、そこから最適化されているかどうかは何も発言されていないので不明です。
TheFloW氏が一旦戻せと言わない限りスルーしても良いと思いますよ。3.65HENkaku Ensoは完成形ですから。
ただ、先日リリースされたh-encoreリリース後に使用出来るEnsoのインストーラーは基本的にMoleculeチームのオリジナルから
オフセットが更新されているだけに見えます。"ur0:tai/boot_config.txt" これが変わっていません。
今の3.65Ensoはリードオンリーであるvs0にHENkakuやEnsoのファイルが置かれていますが、そこは本来の場所ではありません。
本来の場所は"ur0:tai/"です。戻せと言われるとするのであれば、おそらくその辺りを理由にされると思います。
(簡単に言えば、h-encoreのHENkaku環境と同等にするために戻した方が良い、と言われる可能性があります。)


a 2018/06/24 03:10 
>>管理人さん

そうでしたか。
ちょっと考えたら、そもそもPSNに繋ぐためにアップデートするのですから、
その際PSNへの接続要求が来るわけがないんですよね。
大変失礼しました。


arusu 2018/06/24 08:38 
>>管理人 koodさん
返信ありがとうございます。いつも色々な記事を楽しみに見させてもらっています。
h-encoreがリリースされたり、新しい情報が入ったらまた記事を書かれますよね?
慌てずにそちらの記事を確認してからゆっくりと考えてみる事にします。


イシカワ 2019/02/10 21:02 
こんにちは、
何度か試してみて出来なかったのでアドバイス頂きたいです。
vita3.63から3.65にQCMAを使用してアップデートしようとしています。

2、"アップデート/Webコンテンツ" のパスを確認する
Windowsの場合デフォルトは "C:/Users/****/Documents/PSV Updates/"

3、その他タブで "オフラインモード" にチェック
※もし "Ignore local file ..." にチェックが入っているのなら外しておく

4、手順2で確認したディレクトリに psp2-updatelist.xml と PSP2UPDAT.PUP を配置

5、Vitaを起動し、機内モードにしておく

6、VitaとPCをUSBケーブルで接続

7、設定 → システムアップデート → パソコンに接続してアップデートする

「手順2」のところでQCMAの
PSVApdata/"の所を参照すると「パソコンのドキュメントフォルダ一覧」がでます。
ドキュメントフォルダ一覧にPSVApdataフォルダを作りそのなかに
psp2-updatelist.xml と PSP2UPDAT.PUP を配置
でよろしいでしょうか?

設置してvitaを接続しても
アップデートファイルを探し中と出ます。
ご教示よろしくお願いします。


管理人 kood 2019/02/11 04:31 
>>イシカワさん
確認すべき事は4点です。まず1点目は、QCMAではなくCMA(コンテンツ管理アシスタント)でVitaのコンテンツ管理と接続出来るかどうかです。
この確認は、そのVitaがPCとデータ転送を行えるのかどうかの確認になります。QCMAを終了し、CMAを起動し、コンテンツ管理と接続してみてください。
もちろんWi-Fi経由ではなくUSBケーブルでの接続です。ここで接続できるか、或いはアップデートを促されるのなら、問題はありません。
一方で問題があれば、「パソコンと接続出来ませんでした」というポップアップがVitaに表示されます。
問題がある場合は4点目の確認に移ってください。問題が無ければ2点目の確認に移ってください。

2点目はQCMAで同様にVitaのコンテンツ管理と接続出来るかどうかの確認です。これはQCMAの設定に問題が無いかどうかの確認になります。
3点目にも関わるので、これの確認は "Ignore local file ..." にチェックを入れたほうが良いかもしれません。
接続出来なかったら "オフラインモード" と "Ignore local file ..." 以外は全てチェックを外してください。多分それで接続できます。
確認が終わったら "Ignore local file ..." のチェックは外してください。そうしないと配置したxmlが読まれませんしね。

3点目は、xmlやPUPを配置する場所がおかしいのではないか、という可能性の確認です。
例えばCドライブ直下やデスクトップ等、そういう分かりやすい場所をQCMAで指定し、そこにxmlやPUPを配置してみてください。
(つまり、手順2で単にパスを確認するのではなく、好きな場所に変更してみて欲しい、という事です。)
それで問題なくアップデート出来ればQCMAのデフォルトの指定が悪かったか、あなたの配置していた場所が悪かった、という事でしょう。

4点目は、ドライバを変更して接続できるかどうかの確認です。1点目で「パソコンと接続出来ませんでした」と表示されたのなら確認してください。
はっきり言ってこれを試すくらいなら別のPCでアップデートに挑戦した方が時間を無駄にせずに済みます。Vitaのドライバ自体の相性問題ならともかく、
PCのUSBポートのドライバとVitaとの相性問題とかになってくると、代替のドライバや別バージョンのドライバを探せるかどうかという問題になってくるので。
ここで書くのはVitaのドライバの変更です。手順を以下に書いておきます。
1,Zadig(zadig-2.4.exe)をダウンロードして実行
https://zadig.akeo.ie/
2,VitaとPCをUSBケーブルで接続する
3,Options の List All Devices にチェック
4,ドロップダウンリスト(プルダウンメニュー) から PS Vita を選択する
5,WinUSBやlibusb、libusbK等、ウィンドウ左に表示されているもの以外を選択する
6,Replace Driverをクリックしてドライバをインストール
7,アップデートに挑戦してみる


イシカワ 2019/02/11 15:09 
こんにちは
ご返答ありがとうございました。
CMAでvitaを認識確認

QCMAの「アップデート/ウェブコンテンツ」
のパス「C users¥***¥document¥PSV Updatas」
のパスが変えれません
PSV....をクリックしてマウスで反転させデリートボタン、又はそのままキーボードでパスを入力しようとしたのですが
「PSV Updata」の文字を変えれませんでした。
また、QCMAを再度立ち上げようとQCMAアイコンをタップすると
「データベース更新しました」の文字が出て
QCMA自体は立ち上がらず再度クリックしても同様の現象がでます。
私のウインドウ10パソコンとの相性が悪いと思います。
漫画喫茶等でもう一度トライしてみます。


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