GitHubでReisyukaku氏が、Nintendo SwitchのCFWであるReiNXのソースコードをリリースしていました。
https://github.com/Reisyukaku/ReiNX
https://gbatemp.net/threads/official-reinx-thread.512203/
3DSシーンではReiNANDの開発者として知られるReisyukaku氏が開発を進めるSwitchのCFW、それがReiNXです。
正式リリースではなく、ソースコードのみのリリースです。コミュニティの疑念を晴らすためにリリースしたのだとか。
これまでシーンではReiNXはNSPのインストールやその起動を実現する、といった情報が飛び交っていましたが、
現時点ではそれは出来ません。実際、SX OSでインストールしたNSPのゲームはReiNXでは起動時にエラーが出ます。
既にそれを可能にするためのシグネチャパッチ(XecuterがSX OSに実装しているパッチと同じ物?)は実現しているとの事ですが、
チケットをインストールするためのESパッチに修正が必要らしく、そんな状態の物をリリースするつもりは無いとの事。
(このツイートのDevMenuのインストールというのがシグネチャパッチが実現しているという証明らしい)
シグネチャパッチを施したCFW(SX OS)上でNSPをインストール可能なTinfoilの開発者のAdubbz氏も同種のパッチ実現に向けて動いている
ようですが、プログラム検証やRSA key検証の無効化パッチは実現されたものの、チケットに関するパッチは未だ、という状況です。
ReiNXでAdubbbz氏のパッチが使われるのかと言えばそうではないようで、Adubbbz氏のパッチがReisyukaku氏の環境で動作しないために
自分たち(ReiNXの開発陣)でシグネチャパッチのリリースに向けて動いている、との事です。
こちらにコンパイルされたReiNXがありますが、エンドユーザー的には現時点では目新しい機能はありません。
強いて挙げるなら、"/ReiNX/sysmodules/" に存在するkipは全て読み込む、という所でしょうか。
Atmosphere同様にexefsのリダイレクトがサポートされており、 "/ReiNX/titles/タイトルID/exefs/" というように配置するようです。
とりあえず私の環境ではアルバムやマイページアイコンからのhbmenuの起動には成功しました。
あとバックグラウンドでFTPサーバとして動作するsys-ftpd.kipが動作する事も確認。
現状WIPでソースコードのみのリリースですが、こういうのは一度出てきてしまえば進展は早い、個人的にはそんな気がします。
これでAtmosphere、SX OS、ReiNX、と3つがリリースされた事になります。
ブラジルのMatrixチームが動いているという噂も、確か先月からありますね。
そしてひょっとしたらPS3シーンで有名なRebugチームも…(source)(←これはあのMODチップとは別の話)
Switchシーンで主流となるCFWはどれになるのか、ブロガーとして、また一個人として私はそこに注目したいです。