任天堂がNintendo Switchの システムソフトウェア バージョン6.0.0 をリリースしていました。
・Nintendo Switch Online の正式サービス開始に対応
・「セーブデータお預かり」に対応
・「アルバム」に保存されている画面写真をSNSに最大4枚まで同時に投稿できるように
・ユーザーに設定できるアイコンを追加(『進め!キノピオ隊長』より6種類)
・ニンテンドーeショップの「ダウンロードできる本体」を「いつもあそぶ本体」に変更
・「みまもり設定」で設定されている年齢制限に応じて、「ゲームニュース」の視聴も制限されるように
・「設定」でUSBキーボードのキー配列を指定できるように
・ユーザーに連携しているニンテンドーアカウントを変更できないように
・いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上
が任天堂が公表している変更点です。
本日より開始されるサービスであるNintendo Switch Onlineに対応したバージョンです。
Nintendo Switch Onlineについては公式サイトをご確認ください。
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/
7日間の無料体験があるので、Nintendo Switch Onlineに興味がある方はとりあえずそれに加入しましょう。
switchbrew wikiに6.0.0のページが作成されています。
http://switchbrew.org/index.php?title=6.0.0
CFWの対応状況ですが、ほとんどが基本6.0.0に対応しています。(どのCFWもLayeredFSがまだっぽい?)
hekateやそのsig patch利用者は、自分でコンパイル出来る方以外は6.0.0への更新は待った方が良いです。
hekateでsig patchを利用していない場合は、CTCear氏のhekateをコンパイルするか、リリースを待ってください。
hekateのsig patch利用者はrajkosto氏がやった事をCTCaer氏のhekateに反映させるか、リリースを待ってください。
https://github.com/rajkosto/hekate/commit/33cc76f6c98975d9c8160073f4fd21a4eb2a28bc
(このコミットはhekateのフォーク(RajNXで使用される)の更新です。このブランチをコンパイルするとRajNX仕様になります。)
SX OSのsig patchはそのまま使えるようですが、他のCFWとは内容が違うのでカスタムNSPの類の起動は無理っぽいです。
ReiNXのsig patchは更新が必要なはずです。RajNXは既にFW6.0.0対応版をリリースされています。
ESパッチの更新は不要っぽいです。どのCFWでもNSP(XCIからの変換では無い)のインストールと起動が可能な事を確認しました。
SX OSでのXCIのマウント/起動が可能な事も確認しました。6.0.0への更新をお考えの方はご参考に。
LayeredFSやhekateの利用者は待つかどうか自分で考えてください。
上記のrajkosto氏のコミットから分かるように、CDNから流出した6.0.0は6.0.0-4.0で、今日リリースされたのは6.0.0-5.0です。
そのため流出した方を既に手に入れていてインストールしていたとしても、eショップ等への接続には更新が必要です。
・追記 2018/09/20 10:50
hekateが更新され、それに合わせてSDFilesSwitchも更新されました。LayeredFSも使えるっぽいです。
[SWITCH] hekate - CTCaer mod v4.1 と SDFilesSwitch v9.0.1 がリリース