BitbucketでSilicaAndPina氏が、PSM Dev(PlayStation Suite Development Assistant)のライセンス認証をPSM+に
変わって行ったり、全アプリでSceUsbSerialを有効にする MakePsmGreatAgain v1.0 をリリースしていました。
ここ数日ほどVitaシーンはPSM関連で盛り上がっています。
ソニーは3.53にてPSM DevやPSM Dev for Unityを起動できないようにしており、そのせいで当時Rejuvenateによって
実現していたPSMを用いたHomebrewはHENkakuの環境では動作させる事が出来ず、新しくPSMのHomebrewを開発
する事も困難になっていました。シーンではCompatibility Packを用意できればHENkakuでもPSM Devが起動可能と
いう話がこれまでも挙がっており、そのためにも3.51にHENkakuを移植する必要があったはずなのですが、Silica氏や
CelesteBlue氏がどうやってかPSM DevやPSM Dev for UnityのCompatibility Packの作成に成功し、そのおかげで
今VitaシーンはPSM関係が熱い、というわけです。
MakePsmGreatAgainは、PSM Devのライセンス認証でPSM+を不要にし、プラグインが有効になっている間は
PSM Devのライセンスが認証済み扱いになります。また、ソニーが3.60からは使えなくしたUSBシリアルモード
(SceUsbSerial)というのもPSM含め全アプリに対して有効になります。
PSM Dev for Unityのランセイス認証に関しては、PSM Dev for Unityを正常に動作させるためにはrePatchの修正が
必要だとして現段階ではサポートされていません。dots-tb氏による修正待ちのようです。
Compatibility PackによりPSM Devが起動できるようになり、MakePsmGreatAgainによりPSMのHomebrewの開発や
実行が可能になりました。(肝心のHomebrewはまだリリースされてないっぽい?)
もちろんRejuvenateを使用して当時のHomebrewを動作させる事も可能です。
https://twitter.com/nikita_krapivin/status/1081143192530141184
私の3.68のVitaでもRejuvenateに付属しているhello_world.elfを実行する事が出来ました。
PSM Devを所持していない人は某所に頼る事になってしまいますが、PSMのHomebrewによりシーンは一層盛り上がりを
見せるかもしれません。PSMですし、ゲーム系が増えるかもしれませんね。
ちなみにSilica氏はローカルでPSM+と同じことを行う LocalPSMPlus もリリースしています。
また、Pastebinで開発者向けのチュートリアルを公開されています。
https://pastebin.com/8mGXtC57
(一番下にエンドユーザー向けのチュートリアル有り)