・HOMEメニューの対応言語に「繁体字中国語」「簡体字中国語」「韓国語」を追加
・ユーザーに設定できるアイコン(『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』より6種類)を追加
・いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上
が任天堂が公表している変更点です。
SciresM氏によると、セキュアブートに使用されるTSEC(Tegra Security Co-processor)のFWが更新され、
諸々の鍵もいつものように更新されたようです。その他にもいろいろと更新されているようです。
詳しい事は既にSwitchbrew wikiの7.0.0のページに掲載されています。
ブートローダー, セキュアモニタ, ウォームブート, システムモジュール, PM が更新され、システムタイトルでは
辞書やEULA, ブラックリストのURL, ダミーファイルを除くほぼ全てのタイトルが更新されたようです。
7.0.0はエンドユーザー的には目に見える変更が少なく見えますが、SciresM氏曰く7.0.0は確かにメジャーバージョン
アップとの事。ハッカーへの対抗策以外にもAPIに大きな変更があったようで、また、多くのシステムモジュールで
optimizationフラグというSciresM氏も "?" を使うような物が有効になっているようです。
https://twitter.com/SciresM/status/1090124214953111554
APIレベルの大きな変更は「今後、任天堂がゲームやOS関連の更新を容易にするため」と予想されています。
7.0.0での各CFW, ブートローダーの状況は以下です。
・Atmosphere … Failed to detect target firmware と出て起動出来ない
・hekate … Unknown pkg1 と出てStockもCFWも起動出来ない
・ReiNX … Package2 Magic invalid と出て起動出来ない
・SX OS … OFWもCFWも起動出来ない(FW6.2.0以下のEmuNANDは起動可)
motezazer氏は既に7.0.0をクラックしたとの事で、Package1とMaster keyのハッシュをツイートしています。
https://twitter.com/elmirorac/status/1090070310622322690
motezazer氏はSciresM氏と協力している開発者であるため、Atmosphereの7.0.0対応が期待出来ます。
ハックに興味がある方は、使用したいCFWが7.0.0に対応するまではアップデートしない事をオススメします。
ヒューズの焼損数は8(6.2.0)から9に増えています。7.0.0に上げても現状Stockが起動出来ないため、ChoiDujourNX
の使用を考えている方も今はまだアップデートを控えてください。
どうしても今アップデートしたい方でSX OSを持っている場合は、6.2.0以下のEmuNANDを作成してからアップデート
する事をオススメします。本体のNANDが7.0.0でも6.2.0以下のEmuNANDは起動出来るので。
当然、EmuNANDを7.0.0に上げると起動しないので、今はまだそれはやらないでください。
それはSX OSが7.0.0に対応した時にやってください。
