Team XecuterがNintendo SwitchのCFWである SX OS v2.5.3 をリリースしていました。
https://team-xecuter.com/sx-os-v2-5-3-stable-announcement/https://sx.xecuter.com/・NAND側をFW7.0.0に更新した場合にFW6.2.0のEmuNANDが起動出来ない事があるバグを修正
が変更点です。
私の環境では特に問題無く起動していたので
7.0.0リリースの記事では起動出来ると書きましたが、どうやら環境や
EmuNANDの作成先(NAND、microSDカード、microSDカードの隠しパーティション)によってはEmuNANDで
起動出来ずに真っ暗になってしまうバグがあったようで、2.5.3はそれの修正らしいです。
ただ
GBAtempのスレでは2.5.3でもまだ起動出来ないという報告が挙がっています。
名無し 2019/02/02 19:42
いつもお世話になっております。
sxosでゲームのアップデートをする際に、アップデーターの拡張子がnspのものについてお聞きしたいのですが、インストールする際にsystem strage・microsd storageを選択する項目があるのですが、何か違いはあるのでしょうか?
書き方が分かりづらいですがよろしくお願いいたします。
>>名無しさん
その選択は単純に「どちらに保存するのか」という違いで、それ以外に違いはありません。どちらを選んでもアップデートした事になります。
System storageは本体保存メモリーの事で、microSD storageはSwitchに差さったmicroSDカードの事ですね。
本体保存メモリーはSwitchに内蔵された32GBのeMMCの事です。ユーザーはシステム領域以外の約26GBを本体保存メモリーとして
使用することが可能になっています。空き容量は設定のデータ管理から確認可能です。
本体保存メモリーとmicroSDカードの空き容量を見つつどちらにインストールするかを決めてください。
名無し 2019/02/03 01:03
管理人さん
とても分かりやすく解説していただきありがとうございます。
唯一理解できなかった部分でしたので解決できてよかったです!
これからも記事の更新楽しみにしています。
ありがとうございました!
名無し 2019/02/03 12:58
上記に関連して・・・
emunandをmicroSD内に作成しています。
まだ試していないのですが、emunand運用している場合でも、
上記のような2つの項目が出るのでしょうか?
また、当然、インストールするのは、microsd storageが安全という認識でよろしいでしょうか??
>>名無しさん
EmuNANDを使用している場合もその項目は出ます。
EmuNANDは32GBのeMMCを(空き容量部分含め)丸々ファイルとして複製し、そのファイルをeMMCの代わりに読み込む、という事をやっています。
つまりEmuNANDでは [System storage(本体保存メモリー) = そのファイル] です。
NSPはインストール自体が安全ではないと言われているので、本体保存メモリーかmicroSDカード、どちらにインストールするのが安全か、というような事は
考えるだけ無駄だと思います。ただ、EmuNANDの目的は「OFWとSX OS(CFW)の分離」です。
そういう意味で、NSPのインストールする場合はEmuNANDを作成する方が安全です。任天堂のサーバにアクセス出来ないようにするステルスモードも
ありますしね。(OFWやSX OS以外のCFWでも90DNSを使うことでステルスモードと同等の事が実現可能ですが。)
EmuNAND使用時にNSPをインストールする場合、System storageを選択すると、EmuNANDとして作成されたファイル中の、空き容量として
認識された部分、にNSPがインストールされます。microSD storageを選択すると、"microSD:/Emutendo/" にインストールされます。
どちらを選んでも安全性,危険性は変わらないはずです。好きな方を選択してください。
名無し 2019/02/03 15:43
大変参考になりました!!
名無し 2019/08/17 16:20
CFW導入するにはFW7.01までしかできませんか?ネットに接続しないとダメですか?CFWは恒久的では無いので電源を切るとCFWの再導入が必要ですか?対策機本体だと導入できませんか?
>>名無しさん
2018年夏以前まで出荷されたSwitch(未対策機)とそれ以降に出荷されたSwitch(対策機)で話が変わります。
2018年夏以前まで出荷されたSwitchはハードウェア自体(TegraのブートROM)に脆弱性が存在するため、FWのバージョン関係なく
CFW等で遊ぶことが可能です。(もちろんCFW側が新しいFWに対応していく必要はありますが)(脆弱性の名前はfusee-gelee)
その脆弱性はFWの更新では対策出来ないためそのSwitchは一生脆弱なのですが、2018年夏頃から出荷され始めたSwitchは工場で
その脆弱性が修正されてしまっているため、そのようなSwitchではFWに存在する脆弱性を使うしかありません。
FW4.1.0まではPegaScapeを利用してCFW等で遊ぶ事が可能です。FW5.0.0~7.0.1までは理論的には可能とされているため、今は
続報待ちという状況です。FW8.0.0~は、現時点ではCFW等に繋がる可能性のある脆弱性の情報は存在しません。
必要なファイルを揃えるためにPC等でインターネットに接続する必要があります。fusee-geleeが使えるSwitchの場合は必要な物を
用意できればインターネットは不要です。PegaScapeの場合はSwitchをインターネットに接続出来るようにする必要があります。
現時点で、Switchに恒久的なCFWは存在しません。(未対策機でmodchipを利用すれば状態的には近い物を実現可能ですが)
SwitchのCFWは「導入=必要なファイルの用意」です。電源を切ると再度「起動手順を踏む」事になります。
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