GitHubでCTCaer氏が、Switchのブートローダーとして使用したりeMMCをバックアップ/リストアする事が出来る
hekate - CTCaer mod v4.8 をリリースしていました。
・FW7.0.0/7.0.1をサポート
必要な鍵はAtmosphereのseptを通して導出されるように
・"sd:/sept/payload.bin" がhekateであればupdate.binを通して更新するように
・Homebrewを通して特定のブートエントリ或いはhekateのメニューに再起動出来るように
・ヒューズの焼損数をチェックしてnogcの適用を自動化可能に
(autonogc:0無効、1自動)
・ini中のkip1=でワイルドカードを使用するとハングアップするバグの修正
・多くのバグの修正とリファクタリング
が変更点です。
GitHubでTeam AtlasNXが、Switchのブートローダーとして使用出来るhekateやCFWであるAtmosphereを
まとめたオールインワンパック Kosmos v11.10.1 をリリースしていました。
v11.10.0
・hekateをv4.8に更新
・Atmosphereをv0.8.4に更新
・Edizonを更新
・ldn-mitmを更新
・ ldn-mitm configuratorを追加
v11.10.1
・loader.iniが無視される問題の修正
・一部環境でhekateが起動しない問題の修正
・loader.iniでタイトル毎に別のoverride_keyを設定可能に
が変更点です。
v11.10.1のoverride_keyの事に関しては、Atmosphereの変更点です。
https://twitter.com/SciresM/status/1099555516047536129
v11.10.1にはAtmosphereの現時点での最新ビルドが含まれています。
Kosmosの前のバージョンを使用していた場合、"/atmosphere/", "/bootloader/", "/modules/" を削除してから
v11.10.1に更新する事が推奨されます。まあ個人的には削除するにしても "/modules/required/" だけで良いと
思いますけど。iniファイルでその中がワイルドカード使って指定されているので。
stockは6.2.0まではiniファイルで何も指定せずとも起動可能でしたが、7.0.0以上ではそれが出来なくなったようで、
secmonとwarmbootの指定, atmosphereオプションを有効にした状態での起動がstockに変わっています。
https://twitter.com/CTCaer/status/1099494412927799296
CTCaer氏はその状態での起動をsemi-stockと表現されています。
v11.10.0からはKosmosのリリースパック(zip)にesパッチが含まれなくなり、esパッチは別でzipにしてリリース
されています。これはesパッチが海賊行為に繋がる物であるために行われた施策のようです。
https://github.com/AtlasNX/Kosmos/issues/187
esパッチが必要な場合はDLして "/atmosphere/exefs_patches/es_patches/*.ips" のように配置してください。
Kosmosを更新するためのKosmos Updaterはv3.0.4から、microSDカード内にesパッチが配置されている場合は
esパッチも更新し、配置されていない場合はesパッチはDLしないようになっています。
ただし、配置されていない場合もコマンド入力によってesパッチがDL出来るようになっています。