GitHubでSciresM氏が、Nintendo SwitchのCFWである
Atmosphère 0.8.9 をリリースしていました。
- 以下を含む多数のバグを修正
- NANDの特定のパーティションをマウントする際のアボートを修正
- 全Stratosphèreシステムモジュールはsmを頻繁に使用している時にのみsmの接続を維持するように
これにより接続数が上限に達してクラッシュする問題が軽減
カスタムシステムモジュールが有効な場合に特定のゲームでクラッシュする事があった問題の修正
(スマブラSPのステージ作り 等)
- クロックの調整に問題があるため、fatalは8.0.0以上でclkrst APIを使用するように
- smのセッション取得時にsm:が登録されていない場合は待機ループが実行されるように
これにより特定の状況下でAtmosphereの起動に失敗する可能性のある競合問題を解消
- libstratosphereのドメインオブジェクトを閉じる処理を改善
このコードにより特定の状況下でクラッシュ/奇妙な動作が発生する可能性があったのを解消
- fatalにオプションとして自動再起動タイマーを追加
- fatal_auto_reboot_interval を0以外にする事でfatal error発生時に自動で再起動するように(単位はミリ秒)
値が0或いは存在しない場合、fatal error発生時に自動で再起動せずボタン入力を待つように
- roシステムモジュールを再実装
- 3.0.0以上でダイナミックライブラリ(NRO)のロードを担当
1.0.0~2.3.0の場合それはローダーによって処理
- Atmosphereのroは全FWバージョンで ldr:ro, ro:dmnt を提供
- NROにIPSパッチを適用するための拡張を実装
"/atmosphere/nro_patches//.ips" として配置。IPS/IPS32をサポート
- spl(Secure Platform Services)システムモジュールを再実装
secure monitor(exosphère)との通信を含む暗号化操作を担当
- システムの安定性を向上
が変更点です。