- 2021/04/21 22:50
[webMAN MODのインストール手順とファンコントロール] を更新 - 2020/12/09 13:30
v3.0.2リリースに伴い更新 - 2020/04/03 10:20
v3.0.1リリースに伴い更新 - 2020/03/25 16:52
v2.0.0の頃から放置していた記事をv3.0.0の記事として更新
PS3HEN v3.0.2 のインストール手順等を紹介します。HENがサポートするFWはHFW4.84~4.87です。
HFWはOFW4.87以下であればインストール可能です。この記事でも紹介するので気にせず読み進めてください。
PS3HENは全モデルをサポートしていますが、CECH25xx(初期FW3.55以下)まではCFWがインストール可能です。
よって、基本的にはCFWがインストール出来ないCECH25xx(初期FW3.60+)/3xxx/4xxxのユーザー向けとなります。
全面的にCFWの方が優秀と言えるので、CFWがインストール出来るならCFWをインストールする事を推奨します。
以下の記事でCFWのインストール手順を紹介しています。
[PS3] PlayStation 3 Toolset でIDPS取得/CFWインストール [OFW4.80~4.87]
●目次
- PS3HENの概要
- HFWのインストール
- PS3の設定を変更
- PS3HENの導入手順A
- PS3HENの導入手順B
- PS3HENの導入手順C
- PS3HENの導入手順D
- パッケージマネージャーに関して
- バックアップ起動に関して
- FTPでの接続に関して
- プラグインに関して
- webMAN MODのインストール手順とファンコントロール
概要は少々長々と書いていますがなるべく読んで欲しいです。
HFWのインストールと設定の変更は必ずやってください。
導入手順は4通りありますが、通常はAの手順で構いません。Aが失敗する場合にはB、Cを試してください。
Dは古いバージョンのHENを使用している場合の最新版導入手順です。
v2.0.2以降のHENを使用している方は "★Hybrid Firmware Tools" からもアップデート可能なはずです。
また、ネットに接続した状態でHENを有効化すると最新バージョンの検出と自動更新が行われるはずです。
パッケージマネージャーに関しての項目以降はオマケです。気が向けば他の項目も書くかもしれません。
●PS3HENの概要
PS3HENはPS3のブラウザから導入するハックです。そのためPS3に対してインターネット環境が必要です。
LAN環境(自分のPCをWebサーバに)でも可能ですが、この記事はインターネット環境がある前提で進めます。
PS3HENがサポートしている機能は以下です。(代表的な物を挙げています)
PS3HEN(以下HEN)はPS3Xploit Teamが開発した物で、前身となったHANと比べてもかなりCFWに近いのが特徴です。
CFWユーザーにはお馴染みのCobraも利用されています。
CFW向けに設計されたHomebrewやプラグイン、またMODのSELF/SPRXは全てが使用出来るわけではありません。
理由は2つで、まず1つは署名に使用されている鍵が3.55の物でなければいけないという事です。
CFWであればそれ以上のバージョンの鍵が使用されていても問題ありませんが、HENでは使用出来ません。
(E/S/S/S/E Resignerで再署名する事でHENでも使用できる様になる場合があります。)
2つ目の理由は、HENではサポートされていない命令が使用されている事があるためです。
(一部の人は欲しいかもしれないeid root keyはこれが原因でHENでは取得出来ません)
署名の鍵に関しては再署名でなんとかなると思いますが、こちらに該当する場合はどうにもなりません。
上記の2つの理由から、フリーズやブラックスクリーン、エラー等の問題が発生する事があります。
単純にHENの安定性の問題からそれらが発生する事もあるので、2,3回試しても同様の症状なら再署名を行い、それでも
問題が解決しない場合は諦めるしか無いと思います。
PS2のISOは、モデルの都合上ほとんどのHENユーザーはPCのツールかHomebrew上で暗号化する必要があります。
暗号化していないISOはマウントこそ可能ですが、BDドライブにPS2のディスクを入れたのと同じ状態になります。
(CECHG以降では非対応データと表示され起動できない)
PS3のPS2エミュはCECHA/B用のps2_emu、CECHC/E用のps2_gxemu、PS2アーカイブスに使用されるps2_netemu
の3種が存在し、モデルの都合上ほとんどのHENユーザーはps2_netemuを使用する事になります。
ps2_netemuはディスクからの起動をサポートしておらず、またISOの暗号化が必要という制限が存在します。
CFWであればCobraの機能でISOの暗号化制限の解除及びXMBのディスクアイコンからの起動が可能ですが、HENでは
そのような事は出来ません。HENの場合、PS2 Classics Placeholder を使用する必要があります。
PS2 Classics Placeholder はPS2アーカイブスの仕組みを利用する土台となるアプリ/ゲームデータです。
PS2 Classics Placeholderと暗号化したISOをそれぞれ用意してISOをマウント後にPS2 Classics Placeholderを起動
するか、PS2 Classics GUIでPS2 Classics Placeholderと暗号化したISOを合わせたpkgを作成する必要があります。
psdevwikiに互換性のリストがあります。PS2エミュに興味がある方は確認推奨です。
https://www.psdevwiki.com/ps3/PS2_Classics_Emulator_Compatibility_List
PSPのISOに関してはMinis或いはRemastersの PSP Launcher を使用する必要があります。暗号化は不要です。
PS3にはPSP Minis用とPSP Remasters用、2つのPSPエミュが存在し、PSP Launcher はその土台となります。
(PSP2PS3でLauncherとISOを合わせたpkgを作成する事も可能です。)
Remasters用はモンハン3rd HD Ver等で使用されているエミュで、Remastersの方で動作すれば綺麗になります。
PSPエミュに関してもpsdevwikiに互換性のリストがあります。
https://www.psdevwiki.com/ps3/PSP_Emulator_Compatibility_List
rapを利用したPSストアのコンテンツのDRM回避は、従来よりもかなり楽になっています。USBストレージやHDDの
exdataフォルダにrapを配置するとpkgインストール時や起動時に自動でrapからrifが生成されます。
この機能に関してはCobra 8.2にも実装されているので最新のCFWでも使用可能です。
リアルタイムにメモリを読み書きしてチートを実現したい場合、PS3MAPIを使う必要があります。
CFWで使用されるCCAPIはHENではインストールしてはいけないとされています。
ブリックの危険性があるので、HENではCCAPIをインストールしないでください。
PSNの利用は自己責任で行ってください。
ソニーはゲームの起動履歴や動作しているsyscallを監視しているためにCFW/HENを使用しているかどうかを知る事が
出来るとされており、CFW機やHEN有効時のPSNの接続はBANのリスクがあるとされています。
(BANの基準は不明なので、BANされるかどうかというのは運としか言いようがありません)
履歴の削除やCFW/HEN特有のsyscallの無効化は可能ですが、それでも100%の安全性は保証されません。
HENは再起動する事で無効になるので、PSNの利用はHENが無効な状態で行うことが推奨されます。
PS3はBDドライブの基板が故障していたりBDドライブが接続されていない場合には全てのゲーム/Homebrewが起動
せずブラックスクリーンとなりますが、HENにはCFWで言うNoBDに当たる機能はありません。
(その症状や基板無しでFWをインストールしようとするとエラーが出る症状を回避するCFWがNoBDです)
BDドライブの基板はPS3本体と紐付けられており、単に交換するだけでは使用出来るようにはなりません。
CFWであればソニーが修理の際に使用する Factory Service Mode で起動してBDドライブ基板紐付け作業(Remarry)
が可能ですが、HENでは Factory Service Mode で起動してはいけないとされています。
ブリックの危険性があるので、HENではFactory Service Modeに関する機能には触れないでください。
→ [目次]PS3HENはPS3のブラウザから導入するハックです。そのためPS3に対してインターネット環境が必要です。
LAN環境(自分のPCをWebサーバに)でも可能ですが、この記事はインターネット環境がある前提で進めます。
PS3HENがサポートしている機能は以下です。(代表的な物を挙げています)
- Homebrewのインストール/起動
- PS3のディスクのバックアップをマウント/起動(JB Folder/ISOの両方をサポート)
- PS2のISOの起動(ISOを暗号化する必要あり)
- PSPのISOの起動(PSP Launcher(Minis/Remasters)経由で)
- PS1の.IMG/.BIN(+.CUE)/ISOのマウント/起動
- PSストアのコンテンツのDRM回避(rap)
- DVD/BDのISOのマウント
- プラグイン(webMAN 等)
- PS3MAPI
- Cinavia無効化
PS3HEN(以下HEN)はPS3Xploit Teamが開発した物で、前身となったHANと比べてもかなりCFWに近いのが特徴です。
CFWユーザーにはお馴染みのCobraも利用されています。
CFW向けに設計されたHomebrewやプラグイン、またMODのSELF/SPRXは全てが使用出来るわけではありません。
理由は2つで、まず1つは署名に使用されている鍵が3.55の物でなければいけないという事です。
CFWであればそれ以上のバージョンの鍵が使用されていても問題ありませんが、HENでは使用出来ません。
(E/S/S/S/E Resignerで再署名する事でHENでも使用できる様になる場合があります。)
2つ目の理由は、HENではサポートされていない命令が使用されている事があるためです。
(一部の人は欲しいかもしれないeid root keyはこれが原因でHENでは取得出来ません)
署名の鍵に関しては再署名でなんとかなると思いますが、こちらに該当する場合はどうにもなりません。
上記の2つの理由から、フリーズやブラックスクリーン、エラー等の問題が発生する事があります。
単純にHENの安定性の問題からそれらが発生する事もあるので、2,3回試しても同様の症状なら再署名を行い、それでも
問題が解決しない場合は諦めるしか無いと思います。
PS2のISOは、モデルの都合上ほとんどのHENユーザーはPCのツールかHomebrew上で暗号化する必要があります。
暗号化していないISOはマウントこそ可能ですが、BDドライブにPS2のディスクを入れたのと同じ状態になります。
(CECHG以降では非対応データと表示され起動できない)
PS3のPS2エミュはCECHA/B用のps2_emu、CECHC/E用のps2_gxemu、PS2アーカイブスに使用されるps2_netemu
の3種が存在し、モデルの都合上ほとんどのHENユーザーはps2_netemuを使用する事になります。
ps2_netemuはディスクからの起動をサポートしておらず、またISOの暗号化が必要という制限が存在します。
CFWであればCobraの機能でISOの暗号化制限の解除及びXMBのディスクアイコンからの起動が可能ですが、HENでは
そのような事は出来ません。HENの場合、PS2 Classics Placeholder を使用する必要があります。
PS2 Classics Placeholder はPS2アーカイブスの仕組みを利用する土台となるアプリ/ゲームデータです。
PS2 Classics Placeholderと暗号化したISOをそれぞれ用意してISOをマウント後にPS2 Classics Placeholderを起動
するか、PS2 Classics GUIでPS2 Classics Placeholderと暗号化したISOを合わせたpkgを作成する必要があります。
psdevwikiに互換性のリストがあります。PS2エミュに興味がある方は確認推奨です。
https://www.psdevwiki.com/ps3/PS2_Classics_Emulator_Compatibility_List
PSPのISOに関してはMinis或いはRemastersの PSP Launcher を使用する必要があります。暗号化は不要です。
PS3にはPSP Minis用とPSP Remasters用、2つのPSPエミュが存在し、PSP Launcher はその土台となります。
(PSP2PS3でLauncherとISOを合わせたpkgを作成する事も可能です。)
Remasters用はモンハン3rd HD Ver等で使用されているエミュで、Remastersの方で動作すれば綺麗になります。
PSPエミュに関してもpsdevwikiに互換性のリストがあります。
https://www.psdevwiki.com/ps3/PSP_Emulator_Compatibility_List
rapを利用したPSストアのコンテンツのDRM回避は、従来よりもかなり楽になっています。USBストレージやHDDの
exdataフォルダにrapを配置するとpkgインストール時や起動時に自動でrapからrifが生成されます。
この機能に関してはCobra 8.2にも実装されているので最新のCFWでも使用可能です。
リアルタイムにメモリを読み書きしてチートを実現したい場合、PS3MAPIを使う必要があります。
CFWで使用されるCCAPIはHENではインストールしてはいけないとされています。
ブリックの危険性があるので、HENではCCAPIをインストールしないでください。
PSNの利用は自己責任で行ってください。
ソニーはゲームの起動履歴や動作しているsyscallを監視しているためにCFW/HENを使用しているかどうかを知る事が
出来るとされており、CFW機やHEN有効時のPSNの接続はBANのリスクがあるとされています。
(BANの基準は不明なので、BANされるかどうかというのは運としか言いようがありません)
履歴の削除やCFW/HEN特有のsyscallの無効化は可能ですが、それでも100%の安全性は保証されません。
HENは再起動する事で無効になるので、PSNの利用はHENが無効な状態で行うことが推奨されます。
PS3はBDドライブの基板が故障していたりBDドライブが接続されていない場合には全てのゲーム/Homebrewが起動
せずブラックスクリーンとなりますが、HENにはCFWで言うNoBDに当たる機能はありません。
(その症状や基板無しでFWをインストールしようとするとエラーが出る症状を回避するCFWがNoBDです)
BDドライブの基板はPS3本体と紐付けられており、単に交換するだけでは使用出来るようにはなりません。
CFWであればソニーが修理の際に使用する Factory Service Mode で起動してBDドライブ基板紐付け作業(Remarry)
が可能ですが、HENでは Factory Service Mode で起動してはいけないとされています。
ブリックの危険性があるので、HENではFactory Service Modeに関する機能には触れないでください。
●HFWのインストール
HENはPS3のブラウザのWebkitの脆弱性を利用したexploitがエントリーポイントとなっています。
しかしその脆弱性はOFW4.83で対策されてしまいました。ただ、PS3Xploitの核となる脆弱性は対策されていません。
(HENにはFlash Writer等に使用されていたのと同じexploitが利用されており、それがPS3Xploitと呼ばれます)
そこで、OFW4.84~4.87のWebkitを古い物に置き換えたハイブリッドなFW、通称HFWが開発されました。
HFWはCFWではなく、OFWのMODという特殊な存在です。HFWはOFWからそのままインストール可能です。
インストールに特別な作業は不要で、OFWをインストールするのと同じようにインストール可能です。
4.84~4.87の4種存在しますが、ダウングレードは出来ないので現在のバージョン以上の物を選ぶ必要があります。
PSNに接続したい場合はHFW4.87をインストールしてください。通常はHFW4.87で問題ありません。
HFW4.86以下は古いバージョンが必要となる特別な理由がある場合にインストールしてください。
(HFW4.84はPSX-Placeのリリースページからリンクが消えているようなので当記事でもリンクは紹介しません)
(HFW4.86以下でもプロキシでps3-updatelist.txtをリダイレクトさせる事でPSNに接続可能なはずです)
●用意するもの
USBストレージはFAT32でフォーマットしておく必要があります。事前にPCでフォーマットしておいてください。
(PS3はexFATやNTFSを認識しません。CFWであればバックアップ起動には使用可能です。)
Windowsに搭載されているフォーマット機能は32GB以上のストレージのフォーマットにFAT32を指定出来ません。
Windowsを使用している方はFAT32でフォーマット出来るソフトを使用する必要があるかもしれません。
Fat32Formatter、I-O DATAハードディスクフォーマッタ、MiniTool Partition Wizard等が使用できます。
●インストール手順
エラーが出てインストールに失敗する場合はセーフモードからのインストールを試してみてください。
→ [目次]HENはPS3のブラウザのWebkitの脆弱性を利用したexploitがエントリーポイントとなっています。
しかしその脆弱性はOFW4.83で対策されてしまいました。ただ、PS3Xploitの核となる脆弱性は対策されていません。
(HENにはFlash Writer等に使用されていたのと同じexploitが利用されており、それがPS3Xploitと呼ばれます)
そこで、OFW4.84~4.87のWebkitを古い物に置き換えたハイブリッドなFW、通称HFWが開発されました。
HFWはCFWではなく、OFWのMODという特殊な存在です。HFWはOFWからそのままインストール可能です。
インストールに特別な作業は不要で、OFWをインストールするのと同じようにインストール可能です。
4.84~4.87の4種存在しますが、ダウングレードは出来ないので現在のバージョン以上の物を選ぶ必要があります。
PSNに接続したい場合はHFW4.87をインストールしてください。通常はHFW4.87で問題ありません。
HFW4.86以下は古いバージョンが必要となる特別な理由がある場合にインストールしてください。
(HFW4.84はPSX-Placeのリリースページからリンクが消えているようなので当記事でもリンクは紹介しません)
(HFW4.86以下でもプロキシでps3-updatelist.txtをリダイレクトさせる事でPSNに接続可能なはずです)
●用意するもの
USBストレージはFAT32でフォーマットしておく必要があります。事前にPCでフォーマットしておいてください。
(PS3はexFATやNTFSを認識しません。CFWであればバックアップ起動には使用可能です。)
Windowsに搭載されているフォーマット機能は32GB以上のストレージのフォーマットにFAT32を指定出来ません。
Windowsを使用している方はFAT32でフォーマット出来るソフトを使用する必要があるかもしれません。
Fat32Formatter、I-O DATAハードディスクフォーマッタ、MiniTool Partition Wizard等が使用できます。
●インストール手順
- HFWが圧縮されたzipをDL,解凍し、PUPを取り出す
- USBストレージに PS3 フォルダを作成する
("USB:PS3/") - PS3フォルダの中に UPDATE フォルダを作成する
("USB:PS3/UPDATE/") - UPDATEフォルダにHFWのPUPをコピーする
- PUPを PS3UPDAT.PUP にリネームする
("USB:PS3/UPDATE/PS3UPDAT.PUP") - USBストレージをPS3にセットする
- PS3を起動する
- XMBの設定列の [システムアップデート] → [記録メディアからアップデート] からインストールする
エラーが出てインストールに失敗する場合はセーフモードからのインストールを試してみてください。
●PS3の設定を変更
HENの導入と使用に当たって推奨される設定の紹介です。
●用意するもの
●変更する設定
→ [目次]HENの導入と使用に当たって推奨される設定の紹介です。
●用意するもの
- PS3
●変更する設定
- ブラウザで △ボタン → ツール → ブラウザー終了確認 を "切" に
(HENの導入や有効化でブラウザを自動で閉じる処理があり、その際にこの機能が鬱陶しいので切る) - ブラウザで △ボタン → ツール → ホームページ で "空白のページを使用する" を選択してからOK
(メモリに対して働きかけるexploitであるため、余計なページを開かない事で成功率が上がる)
("ブラウザー起動時にウィンドウを復元する" にチェックが入っている場合は外しておく) - XMBで 本体設定 → [What's New]表示 を "切" に
(PS3起動時にデフォで "★Enable HEN" にカーソルが当たるようになるので便利)
●PS3HENの導入手順A
●用意するもの
●手順
→ [目次]●用意するもの
- PS3 (HFW)
- インターネット環境
●手順
- ブラウザを開く
- http://ps3xploit.com/hen/installer/ にアクセスする
- 自動でPS3HEN.p3tのダウンロードが行われるので完了するのを待つ
- "ダウンロードが完了しました" と表示されたら×ボタンで閉じる
- "Initialize HEN installer" を実行し、完了するのを待つ
(実行中は "Exploit Initialization... progress: x%, please wait..." と表示される)
"HEN installer initialized successfully" と出たら成功。手順6へ
("Exploit initialization Failed!" と表示されたらブラウザを閉じて再挑戦。それでもダメなら本体を再起動) - "Install HEN" を実行する
(成功すると "Welcome to PS3HEN" という通知が出てブラウザが閉じ、HENのpkgが自動でダウンロードされる)
("HEN Failure!" と表示されたら本体を再起動して再挑戦) - "ダウンロードが完了しました" と表示されるので×ボタンで閉じる
- 自動でpkgのインストールが行われ、"インストールが完了しました" と表示されるので×ボタンで閉じる
- PS3を再起動する
(XMBの一番左やPSボタン長押しで表示されるメニューから電源を落とし、起動させる) - XMBのゲーム列の "★Enable HEN" を実行する
- 画面中央にHENアイコンが表示される。処理が完了するまで待つ
右上に "Welcome to PS3HEN" という通知が表示されたらHENの有効化成功
PS3を再起動するとHENは無効になるが、次回以降は "★Enable HEN" を実行するだけで良い
HENの有効化が失敗したらPS3は自動で再起動する。再起動した場合は "★Enable HEN" を再挑戦
(再起動されずフリーズする場合は強制的に電源を落としてください)
●PS3HENの導入手順B
●用意するもの
●手順
→ [目次]●用意するもの
- PS3 (HFW)
- インターネット環境
●手順
- ブラウザを開く
- http://ps3xploit.com/hen/installer/manual/ にアクセスする
- "initializing ... x%" と表示されるので終了するまで待つ
("Exploit initialization failed!" と表示されたらブラウザを閉じて再挑戦。それでもダメなら本体を再起動) - "How to install HEN" と表示されたら×ボタンでブラウザを閉じる
- XMBのネットワーク列にある リモートプレイ を開く
- ×ボタンでリモートプレイを閉じてXMBに戻る
(手順3でXMBを構成するxmlに関した処理が行われ、リモートプレイを開いて閉じる事でxmlをリロード) - XMBのネットワーク列にある "Install HEN" から "インストール" を実行する
(オンラインマニュアルの項目が置き換わっている) - "ダウンロードしますか?" と表示されたら "はい" を選択する
- インストールが完了しました。" と表示されたら×ボタンでXMBに戻る
- PS3を再起動する
- XMBのゲーム列の "★Enable HEN" を実行する
- 画面中央にHENアイコンが表示される。処理が完了するまで待つ
右上に "Welcome to PS3HEN" という通知が表示されたらHENの有効化成功
PS3を再起動するとHENは無効になるが、次回以降は "★Enable HEN" を実行するだけで良い
HENの有効化が失敗したらPS3は自動で再起動する。再起動した場合は "★Enable HEN" を再挑戦
(再起動されずフリーズする場合は強制的に電源を落としてください)
●PS3HENの導入手順C
●用意するもの
●手順
→ [目次]●用意するもの
- PS3 (HFW)
- インターネット環境
- USBストレージ (FAT32)
- PS3HEN.BIN (HFW4.84の場合 / HFW4.85の場合 / HFW4.86の場合 / HFW4.87の場合)
●手順
- PS3HEN.BIN をUSBストレージのルートにコピーする
- USBストレージを一番右(BDドライブに一番近いポート)(/dev_usb000)に挿す
- ブラウザを開く
- http://ps3xploit.com/hen/enabler/usb/ にアクセスする
(順調に行けば手順5は自動で行われます) - "Enabling HEN" と表示され、完了するとブラウザが閉じ、HENのpkgが自動でダウンロードされる
- "ダウンロードが完了しました。" と表示されたら×ボタンでXMBに戻る
- 自動でインストールが行われ、"インストールが完了しました。" と表示されたら×ボタンでXMBに戻る
- PS3を再起動する
- XMBのゲーム列の "★Enable HEN" を実行する
- 画面中央にHENアイコンが表示される。処理が完了するまで待つ
右上に "Welcome to PS3HEN" という通知が表示されたらHENの有効化成功
PS3を再起動するとHENは無効になるが、次回以降は "★Enable HEN" を実行するだけで良い
HENの有効化が失敗したらPS3は自動で再起動する。再起動した場合は "★Enable HEN" を再挑戦
(再起動されずフリーズする場合は強制的に電源を落としてください)
●PS3HENの導入手順D
●用意するもの
●手順
→ [目次]●用意するもの
- PS3 (HFW)
- インターネット環境
- USBストレージ (FAT32)
- Latest_HEN_Installer_signed.pkg (HFW4.84の場合 / HFW4.85の場合 / HFW4.86の場合 / HFW4.87の場合)
●手順
- Latest_HEN_Installer_signed.pkg をUSBストレージのルートにコピーする
- USBストレージをPS3に挿す
- ブラウザを開く
- "http://ps3xploit.com/hen/rewrite/" にアクセスする
(成功すると自動で閉じます) - パッケージマネージャーで Latest_HEN_Installer_signed.pkg をインストールする
- PS3を再起動する
- XMBのゲーム列の "★Enable HEN" を実行する
- 画面中央にHENアイコンが表示される。処理が完了するまで待つ
右上に "Welcome to PS3HEN" という通知が表示されたらHENの有効化成功
PS3を再起動するとHENは無効になるが、次回以降は "★Enable HEN" を実行するだけで良い
HENの有効化が失敗したらPS3は自動で再起動する。再起動した場合は "★Enable HEN" を再挑戦
(再起動されずフリーズする場合は強制的に電源を落としてください)
●パッケージマネージャーに関して
CFWやHENではXMBのゲーム列で "★パッケージマネージャー" が使用出来るようになります。
これはPSストアのコンテンツやHomebrewのpkgをインストールするための項目です。
インストールの項目では "/dev_hdd0/packages/", USBストレージのルート及びpackagesフォルダにあるpkgが
インストール可能です。Package Linker はPCから大容量のpkgをDL/インストールするために使用します。
削除の項目では "/dev_hdd0/packages/", USBストレージのルート及びpackagesフォルダからpkgが削除可能です。
"PlayStation Networkコンテンツ" の項目はPS1アーカイブスをインストールするための項目です。
PS1アーカイブスのpkgは他とは処理方法が異なり、インストールの項目で選択するとインストールされるのではなく
"/dev_hdd0/vsh/game_pkg/" にコピーされ、また専用のpdbファイルが作成されます。
"PlayStation Networkコンテンツ" ではそれをインストール可能です。
OFWでPSストアからPS1アーカイブスをDLした場合はXMBのゲーム列にインストールの項目が現れますが、CFWや
HENの場合はパッケージマネージャーの "PlayStation Networkコンテンツ" 内でインストールを行います。
→ [目次]CFWやHENではXMBのゲーム列で "★パッケージマネージャー" が使用出来るようになります。
これはPSストアのコンテンツやHomebrewのpkgをインストールするための項目です。
インストールの項目では "/dev_hdd0/packages/", USBストレージのルート及びpackagesフォルダにあるpkgが
インストール可能です。Package Linker はPCから大容量のpkgをDL/インストールするために使用します。
削除の項目では "/dev_hdd0/packages/", USBストレージのルート及びpackagesフォルダからpkgが削除可能です。
"PlayStation Networkコンテンツ" の項目はPS1アーカイブスをインストールするための項目です。
PS1アーカイブスのpkgは他とは処理方法が異なり、インストールの項目で選択するとインストールされるのではなく
"/dev_hdd0/vsh/game_pkg/" にコピーされ、また専用のpdbファイルが作成されます。
"PlayStation Networkコンテンツ" ではそれをインストール可能です。
OFWでPSストアからPS1アーカイブスをDLした場合はXMBのゲーム列にインストールの項目が現れますが、CFWや
HENの場合はパッケージマネージャーの "PlayStation Networkコンテンツ" 内でインストールを行います。
●バックアップ起動に関して
PS3のディスクのゲームのバックアップ起動は、multiMAN, IRISMAN, ManaGunZ, webMAN で実現します。
どれを使うかは好みの問題で、webMAN以外は起動して使用するタイプのHomebrewになります。
webMANはインストーラーこそHomebrewですが、プラグインに分類されるバックアップマネージャーであり、
XMBにwebMANの項目が追加され、XMBからバックアップのマウントが可能になります。
(webMANをバックアップ起動ではなくFTPサーバ、ファン制御、PS3MAPIのために使う、という人もいます)
バックアップ起動を行う上で Cobra というワードを見る事があるかもしれません。非常に重要なワードです。
Cobraは昔Team CobraがPS3でハックを実現するために販売していたCobra USBのオープンソース実装です。
Team CobraはCobra USBをオープンソースとしてPS3シーンに提供し、それ以来、シーンの開発者によってCobraの
改良とCFWへの実装が続いています。HENにもCobraは利用されています。
ISOのサポートやプラグインのサポート、NTFSのサポート、PS3MAPIのサポート等、Cobraは優秀です。
(CFWでは、Cobraとほぼ同じ機能を持つMambaも使用可能で、そちらを好んで使用する人も存在します)
multiMANの場合、バックアップ起動ではモードに気をつけなければいけません。
multiMANはmultiMANモードとmmCMモードという2つのモードがあります。
前者はCobra登場以前からモードで、mmCMはCobraを前提としたモードです。
Cobraが有効なCFWやHENではデフォでmmCMモードで起動します。バックアップ起動では基本的にmmCMモードで
問題無いのですが、mmCMモードではPS2のISOの暗号化と、暗号化されたPS2のISOのマウントが出来ません。
CFWならともかく、HENでPS2のISOを扱う場合は気をつけてください。
HENの場合、PS2のISOの起動には PS2 Classics Placeholder が必要です。
(PS2 Classics GUI でpkgを作成する場合、PS2 Classics Placeholder は不要です。)
PSPのISOの起動にはMinisとRemastersそれぞれの PSP Launcher が必要です。
PS3のディスクのゲームのバックアップの種類(ISO,JB Folder)や作成に関しては以下の記事をご確認ください。
[PS3] PS3のゲームをバックアップしよう
(PSストアのコンテンツのpkgとrapに関しても解説しています。)
バックアップ起動/バックアップ視聴に使用するディレクトリは以下です。
名前にISOが付いたフォルダにはそれぞれ適切なイメージファイルを配置します。
("dev_hdd0/" 及び "/dev_usb00x/" が参照されます。)
NTFSのUSBストレージはPS3ISO、PSXISO、BDISO、DVDISOのバックアップ起動/視聴に使用可能です。
GPTは認識せず、MBRである必要があります。
PSストアのコンテンツのDRM回避にはrapを使用します。
pkgは普通にインストールすれば良く、rapはUSBストレージかHDDのexdataフォルダに配置しておく必要があります。
("/dev_hdd0/exdata/", "/dev_usb000/exdata/", "/dev_usb001/exdata/")
rapのファイル名がコンテンツIDになっているならpkgインストール時や起動時に自動でrifが生成されます。
(HENの場合は機器認証してact.datを作成しておく必要があります)
→ [目次]PS3のディスクのゲームのバックアップ起動は、multiMAN, IRISMAN, ManaGunZ, webMAN で実現します。
どれを使うかは好みの問題で、webMAN以外は起動して使用するタイプのHomebrewになります。
webMANはインストーラーこそHomebrewですが、プラグインに分類されるバックアップマネージャーであり、
XMBにwebMANの項目が追加され、XMBからバックアップのマウントが可能になります。
(webMANをバックアップ起動ではなくFTPサーバ、ファン制御、PS3MAPIのために使う、という人もいます)
バックアップ起動を行う上で Cobra というワードを見る事があるかもしれません。非常に重要なワードです。
Cobraは昔Team CobraがPS3でハックを実現するために販売していたCobra USBのオープンソース実装です。
Team CobraはCobra USBをオープンソースとしてPS3シーンに提供し、それ以来、シーンの開発者によってCobraの
改良とCFWへの実装が続いています。HENにもCobraは利用されています。
ISOのサポートやプラグインのサポート、NTFSのサポート、PS3MAPIのサポート等、Cobraは優秀です。
(CFWでは、Cobraとほぼ同じ機能を持つMambaも使用可能で、そちらを好んで使用する人も存在します)
multiMANの場合、バックアップ起動ではモードに気をつけなければいけません。
multiMANはmultiMANモードとmmCMモードという2つのモードがあります。
前者はCobra登場以前からモードで、mmCMはCobraを前提としたモードです。
Cobraが有効なCFWやHENではデフォでmmCMモードで起動します。バックアップ起動では基本的にmmCMモードで
問題無いのですが、mmCMモードではPS2のISOの暗号化と、暗号化されたPS2のISOのマウントが出来ません。
CFWならともかく、HENでPS2のISOを扱う場合は気をつけてください。
HENの場合、PS2のISOの起動には PS2 Classics Placeholder が必要です。
(PS2 Classics GUI でpkgを作成する場合、PS2 Classics Placeholder は不要です。)
PSPのISOの起動にはMinisとRemastersそれぞれの PSP Launcher が必要です。
PS3のディスクのゲームのバックアップの種類(ISO,JB Folder)や作成に関しては以下の記事をご確認ください。
[PS3] PS3のゲームをバックアップしよう
(PSストアのコンテンツのpkgとrapに関しても解説しています。)
バックアップ起動/バックアップ視聴に使用するディレクトリは以下です。
名前にISOが付いたフォルダにはそれぞれ適切なイメージファイルを配置します。
("dev_hdd0/" 及び "/dev_usb00x/" が参照されます。)
- "/GAMES/" (JB Folder)
- "/PS3ISO/"
- "/PS2ISO/" (内蔵HDD側にISO/.BIN+.CUE)
- "/PSXISO/" (.IMG+.CUE/.BIN+.CUE))
- "/BDISO/" (AACSは復号する必要有り)
- "/DVDISO/"
NTFSのUSBストレージはPS3ISO、PSXISO、BDISO、DVDISOのバックアップ起動/視聴に使用可能です。
GPTは認識せず、MBRである必要があります。
PSストアのコンテンツのDRM回避にはrapを使用します。
pkgは普通にインストールすれば良く、rapはUSBストレージかHDDのexdataフォルダに配置しておく必要があります。
("/dev_hdd0/exdata/", "/dev_usb000/exdata/", "/dev_usb001/exdata/")
rapのファイル名がコンテンツIDになっているならpkgインストール時や起動時に自動でrifが生成されます。
(HENの場合は機器認証してact.datを作成しておく必要があります)
●FTPでの接続に関して
PS3をFTPサーバにしてPC等から接続したい場合、2つの方法があります。
まずFTPサーバとして機能するHomebrewを使用する方法です。単純にFTPサーバとして機能するblackb0x FTP、
バックアップマネージャーであるmultiMANやIRISMAN、CFW向けのRebug Toolboxが代表的です
もう1つがFTPサーバとして機能するプラグインを使用する方法です。こちらはwebMANが代表的です。
プラグインであればアンロードするまでバックグラウンドでFTPサーバとして機能します。
なお、ファイルマネージャに関しては、multiMANやIRISMANに組み込まれています。
FTPではなくPS3上でコピー等の作業がしたい方はそちらを使用してください。
→ [目次]PS3をFTPサーバにしてPC等から接続したい場合、2つの方法があります。
まずFTPサーバとして機能するHomebrewを使用する方法です。単純にFTPサーバとして機能するblackb0x FTP、
バックアップマネージャーであるmultiMANやIRISMAN、CFW向けのRebug Toolboxが代表的です
もう1つがFTPサーバとして機能するプラグインを使用する方法です。こちらはwebMANが代表的です。
プラグインであればアンロードするまでバックグラウンドでFTPサーバとして機能します。
なお、ファイルマネージャに関しては、multiMANやIRISMANに組み込まれています。
FTPではなくPS3上でコピー等の作業がしたい方はそちらを使用してください。
●プラグインに関して
PS3のプラグインはsprx形式のプラグインとカーネルプラグインに分かれます。
前者はCFWではPRX Loader、Cobra、Starbuged/Rebug(CFW)が実行をサポートしています。
PRX Loaderは単にプラグインを有効にするHomebrewで、今はもう古いです。
CobraはPS3起動時(HENの場合は有効化時)にプラグインを有効にします。
今現在、PS3のプラグインと言えば基本的にこれ(起動時にCobraが有効にする物)を指します。
Starbuged/RebugではCobraが無効でも起動時にプラグインを有効に出来るようになっています。
ほとんどのユーザーがCobraの恩恵を受けているのが現状なのでそれに関しては気にしなくても良いです。
カーネルプラグインはCobra 8.01からサポートされた物で、カーネル権限で処理を行う事が可能です。
(Starbuged/Rebug(CFW)ではCobraを無効にした状態でも有効にする事が可能となっています)
Vitaで言うところのskprxに当たりますが、エンドユーザー向けのカーネルプラグインは現時点では少ないです。
CFW向けにwebMAN MODにカーネルプラグインタイプのMambaが組み込まれた程度だと思います。
よってカーネルプラグインも基本的には気にする必要はありません。
HENはsprx形式のプラグインとカーネルプラグインの両方をサポートしています。
"/dev_hdd0/" か "/dev_usb00x/" 上の boot_plugins.txt と boot_plugins_kernel.txt が参照されます。
(エンドユーザーが boot_plugins_kernel.txt を使用する事は、現時点ではほぼ無いと思います)
それぞれのtxtにはプラグインのパスを記載します。そうすればHEN有効化時にプラグインが有効になります。
プラグインのインストーラーとなるHomebrewはそのほぼ全てが内蔵HDD側のtxtにパスを書き足します。
ただCFWを前提に設計されているプラグインもあり、HENでは問題が発生する可能性があります。
そのためHENではUSBストレージ側にtxtを配置するというのが推奨されています。
→ [目次]PS3のプラグインはsprx形式のプラグインとカーネルプラグインに分かれます。
前者はCFWではPRX Loader、Cobra、Starbuged/Rebug(CFW)が実行をサポートしています。
PRX Loaderは単にプラグインを有効にするHomebrewで、今はもう古いです。
CobraはPS3起動時(HENの場合は有効化時)にプラグインを有効にします。
今現在、PS3のプラグインと言えば基本的にこれ(起動時にCobraが有効にする物)を指します。
Starbuged/RebugではCobraが無効でも起動時にプラグインを有効に出来るようになっています。
ほとんどのユーザーがCobraの恩恵を受けているのが現状なのでそれに関しては気にしなくても良いです。
カーネルプラグインはCobra 8.01からサポートされた物で、カーネル権限で処理を行う事が可能です。
(Starbuged/Rebug(CFW)ではCobraを無効にした状態でも有効にする事が可能となっています)
Vitaで言うところのskprxに当たりますが、エンドユーザー向けのカーネルプラグインは現時点では少ないです。
CFW向けにwebMAN MODにカーネルプラグインタイプのMambaが組み込まれた程度だと思います。
よってカーネルプラグインも基本的には気にする必要はありません。
HENはsprx形式のプラグインとカーネルプラグインの両方をサポートしています。
"/dev_hdd0/" か "/dev_usb00x/" 上の boot_plugins.txt と boot_plugins_kernel.txt が参照されます。
(エンドユーザーが boot_plugins_kernel.txt を使用する事は、現時点ではほぼ無いと思います)
それぞれのtxtにはプラグインのパスを記載します。そうすればHEN有効化時にプラグインが有効になります。
プラグインのインストーラーとなるHomebrewはそのほぼ全てが内蔵HDD側のtxtにパスを書き足します。
ただCFWを前提に設計されているプラグインもあり、HENでは問題が発生する可能性があります。
そのためHENではUSBストレージ側にtxtを配置するというのが推奨されています。
●webMAN MODのインストール手順とファンコントロール
webMANはインストーラーこそHomebrewですが、プラグインに分類されるバックアップマネージャーであり、
XMBにwebMANの項目が追加され、XMBからバックアップのマウントが可能になります。
webMANをバックアップ起動ではなくFTPサーバ、ファン制御、PS3MAPIのために使う、という人もいます。
webMANを使用する場合、基本的にはaldostools氏の webMAN MOD を使用してください。
オリジナルのdeank氏の物よりも多機能ですし、HENを考慮して更新が続いていますので。
●用意するもの
●インストール手順
もしCFWユーザーがこの記事を見ているなら、webMAN MODはL1を押しながら起動してください。
webMAN MODは環境やインストール時のボタン保持でエディションが変わります。
HENの場合はボタンの保持に関係無くHENエディションがインストールされますが、CFWの場合は
L1を押さないと環境に合わせて Lite / Rebug-PS3MAPI / Rebug / nonCobra 等のエディションが
インストールされ、L1保持で、インストール可能な場合にFullエディションがインストールされます。
(HENエディションはFullエディションがベースになっています)
CFWの場合、Fullでなくても基本的な機能は使用可能ですが、webMAN MODは高機能なのが特徴で、
いざ何かしようと思った際にFull以外では制限されている/出来ない場合があります。
もしそうなった場合でもL1を押しながらwebMAN MODを再インストールすればFullになりますが、
最初からFullの方が再インストールなんかの手間も省けると思います。
2021年4月21日よりも前にwebMAN MODをインストールした場合は、更新をオススメします。
日本語訳の更新が行われており、2021年4月21日からのpkgに反映されています。
FTPサーバに関しては、デフォで有効になっています。
XMBでもゲーム中でも、FTPサーバとして機能します。
webMANの設定にはファンコントロールに関する設定があるので軽く紹介しておきます。
ファンコントロールは、全てのユーザーに適した最適解というのはかなり難しいです。
これは「モデル/室温/埃の溜まり具合/音を気にするかどうか」のような事が各々異なるためです。
各々が満足の行く設定を見つけるのが理想的です。
Auto #2は、Auto atの代替手段として実装されたモードです。
PSX-Placeでのaldostools氏の投稿を読む限りでは以下のように機能するようです。
SYSCONは、トラブルを避けたい場合や他のモードで問題がある場合に選択してください。
そうでない場合は Auto at/Auto #2/Manual を選択して環境を整えましょう。
webMANはインストーラーこそHomebrewですが、プラグインに分類されるバックアップマネージャーであり、
XMBにwebMANの項目が追加され、XMBからバックアップのマウントが可能になります。
webMANをバックアップ起動ではなくFTPサーバ、ファン制御、PS3MAPIのために使う、という人もいます。
webMANを使用する場合、基本的にはaldostools氏の webMAN MOD を使用してください。
オリジナルのdeank氏の物よりも多機能ですし、HENを考慮して更新が続いていますので。
●用意するもの
- PS3 (HEN)
- webMAN-MOD (webMAN_MOD_x.xx.xx_Installer.pkg)
●インストール手順
- HENを有効にする
- webMAN MOD のpkgをインストールする
- webMAN MOD を起動する
(暗転状態で、必要なファイルのインストール処理が行われます)
(処理が完了するとPS3が自動で再起動します)
(30秒待っても画面が真っ暗なら強制的に電源を落とし、再挑戦してください) - HENを有効にする
webMAN MODのインストールに成功していればHENの有効化と同時にwebMAN MODも有効になり、
HENの通知の後にwebMAN MODの通知が表示されます。
有効化されると、パッケージマネージャーの下に "webMAN Games" が表示されます。
もしCFWユーザーがこの記事を見ているなら、webMAN MODはL1を押しながら起動してください。
webMAN MODは環境やインストール時のボタン保持でエディションが変わります。
HENの場合はボタンの保持に関係無くHENエディションがインストールされますが、CFWの場合は
L1を押さないと環境に合わせて Lite / Rebug-PS3MAPI / Rebug / nonCobra 等のエディションが
インストールされ、L1保持で、インストール可能な場合にFullエディションがインストールされます。
(HENエディションはFullエディションがベースになっています)
CFWの場合、Fullでなくても基本的な機能は使用可能ですが、webMAN MODは高機能なのが特徴で、
いざ何かしようと思った際にFull以外では制限されている/出来ない場合があります。
もしそうなった場合でもL1を押しながらwebMAN MODを再インストールすればFullになりますが、
最初からFullの方が再インストールなんかの手間も省けると思います。
2021年4月21日よりも前にwebMAN MODをインストールした場合は、更新をオススメします。
日本語訳の更新が行われており、2021年4月21日からのpkgに反映されています。
FTPサーバに関しては、デフォで有効になっています。
XMBでもゲーム中でも、FTPサーバとして機能します。
webMANの設定にはファンコントロールに関する設定があるので軽く紹介しておきます。
- Enable dynamic fan control (ファンコントロールを有効にする)
Auto atとLowest、Manual、Auto #2を有効にする場合に自動でチェックされます。
(=webMANにファンコントロールを委ねるかどうか、という項目) - Disable temperature warnings (温度の警告を無効にする)
温度が非常に高い場合に表示される警告通知を無効にする項目です。 - Auto at (自動)
CPU/RSXをこの温度以下を保つようにファン速度を動的に制御するモードです。
(40℃~80℃)(Lowestと合わせて使用) - Lowest (最低)
Auto at使用時のファンの最低速度を設定する項目です。 (20%~95%) - PS2 Emulator (PS2エミュレータ)
PS2エミュでの静的なファン速度を設定する項目です。 (20%~99%)
(PS2エミュではプラグインがアンロードされるため、動的なファン制御が出来ない) - Manual (手動)
ファンの速度を静的に制御するモードです。 (20%~95%)
(ファンの速度を一定に保ちたい場合やファンの音/冷え具合のテスト時等に便利) - Auto #2
aldostools氏によるアルゴリズムによって動作するモードです。詳細は後述。 - SYSCON
ファンコントロールをPS3のSYSCON(システムコントローラ)に任せるモードです。
PS3の通常のモードです。他のモードで問題が発生する場合はこれを選択してください。
ファンコントロールは、全てのユーザーに適した最適解というのはかなり難しいです。
これは「モデル/室温/埃の溜まり具合/音を気にするかどうか」のような事が各々異なるためです。
各々が満足の行く設定を見つけるのが理想的です。
Auto #2は、Auto atの代替手段として実装されたモードです。
PSX-Placeでのaldostools氏の投稿を読む限りでは以下のように機能するようです。
- 60℃未満の場合はSYSCONモードを使用
- 60℃~69℃の場合はファン速度31%をベースとして1度あたり+2%
- 70℃~78℃の場合はファン速度50%をベースとして1度あたり+5%
- 78℃を超える場合はファン速度98%
- Lowestで31%以上を設定した場合、60℃以上ではLowest以上の速度になる
(例:Lowestが40%の場合、60℃~64℃の間は40%で固定)
SYSCONは、トラブルを避けたい場合や他のモードで問題がある場合に選択してください。
そうでない場合は Auto at/Auto #2/Manual を選択して環境を整えましょう。