[SWITCH] Atmosphère 0.9.4 と libnx v2.5.0 がリリース

2019/09/15 05:28 Switch 0
SciresM氏が、Nintendo SwitchのCFWである Atmosphère 0.9.4 をリリースしていました。
  • FW9.0.0をサポート
    • 9.0.0でのHomebrewのボタン入力の検出を修正するためのhid-mitmを追加
      (HID serviceの変更により、libnx v2.4以下が使用されたHomebrewでボタン入力が検出されないため)
      (このhid-mitmは、既存のhid-mitmと同時には使用出来ないため、一時的な物)
      (linbx v2.5を使用したHomebrewが増えたら削除を予定)
    • nogcで9.0.0をサポート
      9.0.0起動時、ヒューズ数がFW8.1.0未満であればnogcが自動で有効に
      (9.0.0でカートリッジコントローラーのFWが更新されたため)
  • bootシステムモジュールのpinmuxのイニシャライズのOff-by-oneエラーを修正
  • WebアプレットのURLホワイトリストが誤って設定される可能性のあるバグの修正
  • 後期のErista搭載機でのbis keyの生成に関する修正
  • システムの安定性を向上
が変更点です。

fincs氏が、SiwtchのHomebrew開発に使用するライブラリ libnx v2.5.0 をリリースしていました。
FW9.0.0でのHID serviceの変更に対応しています。(変更点が専門的なので日本語訳は割愛...)

9.0.0ではHID serviceに変更があり、それの影響で9.0.0ではlibnx v2.4以下が使用されたHomebrewでボタン入力が
検出されないという話がAtmosphère 0.9.4リリース前の時点で出ていました。libnx v2.5は9.0.0に対応したもので、
Homebrew開発者は9.0.0を正式にサポートするためにlibnx v2.5でコンパイルする事が推奨されます。
Atmosphèreに追加されたhid-mitmは、libnx v2.5を使用していない従来のHomebrewのボタン入力の検出を修正する
ためのシステムモジュールで、残念な事に既存のjakibaki氏のhid-mitmとは競合してしまいます。
そのため、linbx v2.5を使用したHomebrewが増えたらAtmosphereのhid-mitmは削除されるようです。

9.0.0ではカートリッジコントローラーのファームウェアが更新されました。4.0.0以来です。9.0.0で起動すると通常は
それが自動的に更新され、8.1.0未満で起動した際にカートリッジが認識しないようになります。
nogcはそれを防ぐための手法で、カートリッジコントローラーを使用できない状態でFWを起動します。
Atmosphereはヒューズの数を見てnogcが必要だと判断した場合にnogcを有効にします。
nogcが不要な場合はBCT.iniに nogc = 0 を書き足してnogcを無効にしてください



  • 追記
    c62c4846がリリースされた3時間後にa750e55fがリリースされました。
    https://twitter.com/SciresM/status/1172974297536581632
    振動を使用するゲーム起動時にクラッシュしてしまうhid-mitmの問題が修正されたようです。
    DLしたzipがc62c4846だった方は最新の物をDLしてください。

Switch_CFW, kood

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